パリ国立高等音楽院/Conservatoire National Supérieur de Musique et de Danse de Paris (CNSMDP)
フランス最高峰の超名門・パリ国立高等音楽院で音楽を極める。
パリ国立高等音楽院は、1783年創立の王立声楽・演劇学校と1792年創立の市立音楽学校を前身とし、作曲家ベルナール・サレットを初代院長に1795年創立。歴代院長にはフォーレ、出身者にはビゼー、サティ、ドビュッシー、ラヴェル、メシアンなど有名音楽家がズラリ。現在活躍中の卒業生には、リチャード・クレイダーマン、ジョルジュ・プレートル、服部克久氏、加古隆氏、永野英樹氏などがいます。同校は現在、フランス政府が管轄する高等教育機関で、パリ郊外19区のラ・ヴィレット公園内にあります。約1,500名の学生が有意義に音楽生活を送れるよう、3つのホール、70の練習スタジオ、図書館、視聴覚室、レストラン、学生寮、スポーツ・ジムなどを完備。近代建築の校舎で存分に学ぶことができます。観光名所でもある楽器博物館や市民ホールが隣接し、素晴らしい環境に恵まれています。同校のコースは、ヨーロッパ単位互換制度(ETCS)を採用。2008年度からは第一課程で学士、第二課程で修士といった各学位相当の資格が取得可能となりました。細分化されたありとあらゆるコースでは、世界トップクラスの講師陣による実技レッスンが魅力です。もちろん、室内楽、音楽史、音楽理論、和声、初見演奏、楽曲分析などの指導や講義も、ここでしか受けることができないレベルの高い授業です。コースによっては、提携先のパリ第4大学(ソルボンヌ)で音楽学の学士号取得も可能となっています。また同校は海外から優秀な留学生を積極的に受け入れ、授業はフランス語ですが、安心して学べるよう留学生窓口を設置。課外授業も充実し、同校のホールや公共のホール、フランスだけでなく海外公演など、学生による年間約300の公開コンサートを開催。人前での演奏を繰り返し、自然にプロとしての自覚が身につくようカリキュラムが組まれています。
※年齢制限が厳しく、日本の大学を卒業後となりますと、ほとんどのコースで受験資格がなくなりますのでご注意ください。