サンクトペテルブルク音楽院/Saint Petersburg Conservatory
ロシア的な音楽技術や芸術センスを、本場ロシアの名門音楽院で身につけよう。
■学校一般情報■
ニコライ・リムスキー=コルサコフ記念サンクトペテルブルク音楽院は、日本では「サンクトペテルブルク音楽院」と呼ばれて親しまれています。ロシアでは最古の音楽院の一つで、モスクワ音楽院と並ぶ名門校です。名教授であったニコライ・リムスキー=コルサコフを学校名に冠することになり、1944年に現在の学校名となりました。ピョートル・チャイコフスキー、セルゲイ・プロコフィエフ、ドミートリイ・ショスタコーヴィチ、ジョージ・バランシンなど、ロシア内外にその名声を轟かせる数々の優れた音楽家を輩出。現在も一流音楽講師陣による、多種多様な教育方法は高く評価されています。卒業生は、ソロとして有名なコンサートホールで演奏したり、一流オーケストラに入団し世界中で公演を行ったり、または音楽院や音楽大学での音楽教師として活動するなど、音楽家・教育家として世界中で活躍しています。
教育課程には、オーケストラ器楽演奏(ドムラ、バラライカ含む弦楽器、管楽器、バヤン等)、作曲、指揮(オーケストラ、合唱)、声楽、ピアノ(ソロ、室内、伴奏)、オルガン、音楽学、音楽理論、音楽教育学などにおけるディプロマ・プログラム(約5年間)があります。更に方法論・音楽批評論、音楽史、音楽理論、民族音楽を含めた演奏における理論・実技コースなどの博士課程プログラム(約3年間)を提供。そして、特別にプロの音楽家を目指し、音楽技術や知識を向上させることを目的としたスペシャル・トレーニング・プログラムも用意しています。また同校は、歴史も教育内容もトップクラスの音楽院でありながら、留学生サポートも充実。在籍する1,500名の学生のうち250名が海外からの留学生です。ロシア語を勉強しながら音楽院の入学準備ができる、予備プログラム(10ヶ月)は魅力です。留学生オフィスでは、必要な学生ビザ情報やクラス情報などが用意され、ケアも万全ですので、安心して学位取得に専念することができるでしょう。