ブリュッセル王立音楽院/Conservatoire royal de Bruxelles
ヨーロッパの中心ブリュッセルにある伝統校で、一流教授のハイレベルなレッスンを受けよう。
■学校一般情報■
ブリュッセル王立音楽院は、1813年に前身となる音楽学校が創立。1832年に公式にブリュッセル王立音楽院とり、以来、長い歴史を培ってきた音楽院です。偉大な音楽家であり、教育者であるフランソワ・ジョゼフ・フェティスなど、ベルギーの著名な音楽家が歴代院長を歴任。フランソワ・オーギュスト・ジェベールやジョゼフ・ジョンゲンも同校で学びました。1999年以降はEUの教育国際化とレベルアップを目指し、大学と並ぶ高等教育機関に発展。ワロン地域(ベルギー国内のフランス語圏)にある他の高等教育機関とも提携し、更なる高みを目指しています。現在まで多くの音楽家や音楽学者、教育者を輩出。日本からも多数の実力ある留学生が在籍しています。
教育プログラムは、学士相当の第一課程と修士相当の第二課程を提供。専攻は、管楽器、弦楽器(ハープ、ギター含む)、ピアノ、オルガン、打楽器、声楽、古楽器(リコーダー、バスーン、オーボエ、フルート、ナチュラルホルン、チェンバロ、ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ジャズ(ウッドベース、フルート、ギター、ベース、ピアノ、サックス、トロンボーン、トランペット、ヴィブラフォーン、ヴァイオリン、ドラムス)が可能です。第二課程では、ピアノ伴奏、フォルテピアノ、指揮(合唱、オーケストラ)が加わります。さらに第二課程では、将来の目標として演奏家または音楽講師のどちらかを選択。より高度な知識と技術を専門的に学べるのが魅力でしょう。専攻によって科目の違いはありますが、エクリチュール&楽曲分析、現代音楽学、聴力トレーニング、音楽史、即興、古学理論、哲学、心理学、オルガノロジーなどの講義から、室内楽、オーケストラなどのアンサンブル、そしてセミナー、コンサートといった実践まで幅広い授業を用意。世界で通用するスペシャリスト育成を可能にしています。