ザール音楽大学/Hochschule für Musik Saar
ドイツとフランスの文化が混ざるザールブリュッケンの美しい町で、音楽を極めよう。
■学校一般情報■
ザール音楽大学は、1947年にドイツ・ザールブリュッケンに設立。ザールランド、ロレーヌ地方、ルクセンブルグ、ラインラント=プファルツ州、ワロン地方などの周辺地域内で、60年以上の間、最重要音楽・文化教育機関として、国際的に認められています。キャンパスのあるザールブリュッケンは、隣接しているフランスに強く影響を受けた美しい町並みと、芸術的な雰囲気を有しています。若い学生の感受性を刺激する、最高の環境と言えます。また、近代美術館と州立劇場の中間という、市内でも、とくに文化的な中心地に位置しています。現在、同校には400名以上の才能ある学生と、著名なアーティストでもある講師陣約120名が在籍しています。
音楽教育は、クラシックからジャズやポピュラーまで、バラエティーに富んだプログラムを展開。国際的に高い評価を得ている講師陣による、個人指導を中心とした質の高いトレーニングを誇っています。2009年からは、従来のディプロマ制を大幅に縮小し、学士および修士の学位を取得できるようになりました。大学レベルの基本コースでは、声楽、器楽、教会音楽、音楽教育学、作曲、ジャズなど、多種多様な専門で、学士取得プログラムを提供。また大学院コースでは、声楽(オペラ、ソロ)、器楽(ソロ、オーケストラ)、指揮(オーケストラ、合唱)、作曲、コンテンポラリー、室内楽、ジャズ&ポップスなどにおいて、修士や専門資格を取得することができます。
同校は改革的な校風で、キャンパス内にある最新デジタルサウンドシステムと音響技術を搭載したメディアルームでは、ジャズ&ポップス科が精力的に活動しています。学生ソリスト、アンサンブル、オーケストラも、国内外で公演を行い、ザールランドでの音楽イベントでは欠かせない存在となっています。また、ザールランド放送、ドイツ・ラジオ・フィルハーモニー、ネットワーク・ミュージック・ザール、ザールランド州立劇場など、地域パートナーと伝統的な協力関係があります。