1822年に創立された英国王立音楽院は、ロンドンの中心地リージェンツ・パークに隣接する便の良い場所にキャンパスを構えています。世界有数の音楽学校 の1つで、RAMの略称で知られています。世界中から高い評価を得ている同校では、長い歴史と実績に裏付けられた伝統を重視。加えて、現代の音楽家に要求 される、新しい技術や知識を身につけるためのカリキュラムも組んでいます。才能ある学生達が、それぞれのキャリアにおいて成功を収められるよう、徹底的な 音楽教育を実施。ヨーロッパだけにとどまらない、世界の音楽界をリードする音楽家の育成に定評があります。こうして、多くの優れたソリスト、オーケストラ や室内楽での演奏家、指揮者、作曲家を輩出。卒業生には、ヘンリー･ウッドやエルトン・ジョンなど、著名な音楽家をはじめ、サイモン・ラトル（指揮）、マ イケル・ナイマン（作曲）、リチャード・ロドニー・ベネット（作曲）、クリストファー・モルトマン（声楽）、ルステム・ハイルディノフ（ピアノ）、シモー ネ・ラムスマ（ヴァイオリン）、日本人では、三浦友理枝（ピアノ）、熊本マリ（ピアノ）などがいます。現在50カ国以上から学生を迎え、優秀な音楽家達が 各国から講師として授業やトレーニングを行っていますので、校風はとても国際的。留学生に対する万全なサポート体制も魅力的です。大学課程では、BMus学位が取得できるコースを提供。大学院課程では、演奏、作曲、指揮などでMAとMMus学位、そして、博士号の取得コースを提供し ています。また、認められた学生には、短期留学制度や、他大学に通うことができるギャップ・イヤーなど、優れたワンイヤー・プログラムを用意。キャンパス では、収容450席のデュークス・ホール、2001年に完成したデヴィッド・ジョセフォヴィッツ・リサイタルホールなど、素晴らしい演奏の場が待っていま す。また、12万以上の資料を所蔵する図書館、最新の機材が導入されたクリエイティブ・テクノロジー・ラボ、ストラディヴァリやグァルネリなどの貴重な楽 器コレクションなど、充実した施設も魅力です。