クーネオ音楽院"ジョルジョ・フェデリコ・ゲディーニ"/CONSERVATORIO di CUNEO g.f. ghedini"
歴史がありながらも、インターナショナルな空気を持った音楽院。
■学校一般情報■
クーネオ音楽院は、1864年に地元の慈善議会が創立した福祉施設の学生用の管楽器スクールが始まりで、その後、声楽や弦楽器等、状況やその時々のニーズに応じて新たな専攻を設け、他校と合併しながら今日のクーネオ音楽院としての形を築いて来ました。同校の成人向けのアカデミック・コースには、レベル I(大学レベル・3年コース)とレベルII (大学院レベル・2年コース)があり、レベルIでは、学生がプロとしての音楽活動をするための準備として、レッスンの実技練習を中心としながら、イタリア国内外でのワークエクスペリエンス・大会・アワードなどが提案されており、目標を持って音楽技術を向上出来るようにプログラムが組まれてれています。また、レベルIIでは、音楽のプロとして最上級のレベルでのポジション、ワークエクスペリエンスや交換プログラムなどの機会が用意されています。イタリアの音楽院では珍しく、西洋以外の音楽としてアフロ・アメリカン・ミュージックの専攻コースが提供されているのも魅力。また、留学生の受入れも積極的に行っており、交換プログラムシステムに参加している為、各国から学生が集まっており、音楽センスの異なる学生同士、より刺激を与え合いながら音楽を学ぶことの出来る環境を作り出しています。
学内の図書館は、1950年の設立以来、蔵書数を確実に増やし、現在は音楽関連の書物、楽譜、辞典、音楽関連の雑誌、メディアなど合わせて15,000部程を所蔵。クーネオ地区において、音楽を専門とした唯一の図書館となるため、音楽院内のコースや研究にあわせたコレクションは勿論の事、地域の音楽リサーチのニーズも意識した、幅広いコレクション内容となっています。