イモラ国際ピアノアカデミー/Accademia Pianistica Internazionale "Incontri col Maestro" O.N.L.U.S."
ピアノ教育で定評のあるイタリアの名門校。独自の高等な教育哲学でピアニストを育成します。
■学校一般情報■
イモラ国際ピアノアカデミーは、エミリオ・ロマーニャ州イモラ市のロッカ・スフォルツェスカ(砦)を本拠地とし、特にピアノ教育において名高いアカデミー。「○○先生に師事」という、一人の特筆した講師に指導を受けると言うよりも、「イモラ国際ピアノアカデミーの教育」という、アカデミー全体での教育を目指しています。
ピアノ科では19歳までのジュニアコース(Corso Pluriennale)及び20-26歳向けの本科(Corso Triennale/3年コース、大学レベル)の2コースに分かれています。本科では、将来学生がコンサートピアニストとしてキャリアを築くための、ピアノ学や方法論的専門知識を徹底的に学ぶカリキュラムを提供。講師陣はレオニード・マルガリウス、ボリス・ペトルシャンスキーを筆頭に、世界に名だたるピアニストが揃っています。フォルテピアノ科では、30歳を上限に、3年コースである本科を用意。ステファノ・フィウッツィが教鞭をとり、1700-1850年の150年間に発表された作品を、当時と同じ楽器にて演奏・再現する事に主眼が置かれています。そのほか、ピアノ講師は、ミシェル・ダルベルト(マスタークラス担当)、リッカルド・リサリティ、音楽学者でもあるピエロ・ラッタリーノなど。室内楽はコンスタンティン・ボギーノ、作曲はマルコ・ディ・バリ、ヴァイオリンはパヴェル・ベルマン、チェロはジョヴァンニ・ニョッキなど有名な音楽家が講師陣として名を連ねています。。
その他、著名な現役ピアニストを臨時講師として迎えるマスタークラスも開かれ、同校の学生は無料で聴講が可能。専攻はピアノの他にも、室内楽ピアノ、作曲&楽曲分析、ヴァイオリンといったコースがあり、希望者はチェゼーナ音楽院との共同プログラムのレベルIIディプロマコースを受講することも出来ます。2008年9月にはピアノ・レジデンス(学生寮)が完成し、より集中してピアノに打ち込める環境も整ったイモラ国際アカデミーは、ピアノをより深く習得したい方には最適な学校です。