情報の確認&検討

リストアップしたコンクールの内容を確認します。開催期間、募集期間、年齢制限、課題曲といった項目から、あなたのご都合と条件に合ったコンクールを選び出します。この時、せっかく興味のあるコンクールなのに、レベルが合わないかも、開催地へ行ったことがない、言葉が心配、などの理由で諦めずアンドビジョンにご相談ください。 アンドビジョンのサポートサービスをご覧ください。
海外国際音楽コンクールサポートサービス

語学準備

言葉がわかれば、音楽が広がる。

言語留学も、国内語学レッスンも、アンドビジョンにおまかせ。

留学したい、留学するぞ!是非その気持ちを大切にして下さい。そして、いざ実行、気づけば、そこには語学の問題が…。

 


わたしの語学レベルで海外音楽留学なんて大丈夫?

 

留学する際に心配なのが、語学力。

できるに越したことはないのはわかるけれど、実際に自分がどの程度できているのか? どの程度のレベルだったら、何 とか留学でき、外国で生活できるのか、というのは判断に迷うところですよね。

 

短期留学の場合。

できるに超したことはありませんが、語学力はあまり問題ではありません。全くできないという方でも、楽器や声楽の レッスンは実技中心なので、雰囲気で何とかなった、という感想も良くあります。また、心配な方や先生の言っていること をもっと理解したい方はレッスンに通訳をつければ、安心です。

 

長期留学の場合。

アメリカはもちろん、2010年以降、ヨーロッパの大学システムが大幅に改訂されたことに伴い、各学校は語学規定の基 準をどんどんあげてきています。語学は後から何とかすれば大丈夫、というのはもはや幻、伝説に過ぎません。まだ語学 規定を導入していない学校もありますが、できるだけすぐに語学に取り組んで下さい。

電話での資料請求、カウンセリングも可能です。まずはお気軽にお問い合わせ下さい。TEL03-5577-4500

どうやって語学を勉強すればいいの?

語学の勉強の仕方はさまざま。

1. 語学学校に通う

2. 独学(教材、テレビ、ラジオなど)

3. 海外の友人を作る

 

勉強方法は人によっても、向き不向きもありますので、どれが正解というのはありません。ただ、一ついえることは“ とにかく語学に接する時間を増やすこと”、これに限ります。 どれだけその語学を使って、ものを考えたか、あるいは発言したか、というのが大切です


最速学習法/現地語学学校へ!

インプットなくしては、アウトプットなし!

語学習得の最速法は24時間語学漬けになることです。日本で毎日数時間こつこつ頑張っても、よほど努力型の人以外は、日本語音声に囲まれている生活と、24時間現地語での生活では、同じ期間勉強したとしても、結果としては雲泥の差がでます。情報をたくさん入れれば入れるほど、自分の中からも語学が飛び出してきますよ!語学留学は、期間1週間からできます。ご希望があれば、音楽講習会などへの参加期間に合わせて、同時に現地の語学学校にも通えるよう手配することも可能です。

 

手配料が、無料に!

下記に該当する方は、通常アンドビジョンにお支払いいただく語学学校(提携校)の手配料が、無料になります。
1. 過去、アンドビジョンからご留学されたお客様。
2. 現在、アンドビジョンより他のコースにご参加のお客様。
1または2以外の方で、語学学校のみの手配を希望し、受講するコースの期間が8週間以上になるお客様。
アメリカはもちろん、2010年以降、ヨーロッパの大学システムが大幅に改訂されたことに伴い、各学校は語学規定の基準をどんどんあげてきています。語学は後から何とかすれば大丈夫、というのはもはや幻、伝説に過ぎません。まだ語学規定を導入していない学校もありますが、できるだけすぐに語学に取り組んで下さい。

アンドビジョンは、世界の語学学校500校以上の代理店となっています。アメリカ、カナダ、イギリス、イタリア、ドイツ、オーストリア、スイス、フランス、スペインなど音楽留学の人気国はもちろん、中南米諸国、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドをはじめとしたあらゆる国の、信頼できる語学学校をご紹介。入学手続きや渡航準備、現地宿泊の手配などを行なっています。掲載されていない学校の手配も可能ですのでお問い合わせください。

語学学校一覧

留学まで時間のある方、
海外に行く時間のない方

音楽留学のための語学レッスン

現実的に学校や仕事で現地語学学校に行くのは難しい、という方も大勢いることでしょう。その場合は、国内でのレッスンも効果的です。少しの時間でも、定期的に先生についた方が語学力の伸びは断然違います。独学の場合はわからない箇所はそのままになってしまいがち。きちんと説明できる指導者がいるのは語学学習の重要な成功の秘訣です。語学も音楽と同じで、先生がいた方が伸び率が違います。
アンドビジョンの語学レッスンなら、ネイティブ講師から直接希望に合わせたレッスンが受けられます。講師の中には音楽家もいるので、音楽の話や面接の練習など、様々なシーンに対応が可能です。(*選択語学によっては音楽家講師ではない場合もございます。詳細はお問い合わせ下さい)

海外音大入試受験準備コース
電話での資料請求、カウンセリングも可能です。まずはお気軽にお問い合わせ下さい。TEL03-5577-4500

アンドビジョン留学サポートサービス料金表PDF

アンドビジョンが提供する留学サポートサービスの一覧と料金表を、ここからダウンロードいただけます。

ダウンロード

≪特別号!≫あの海外アーティストの演奏が聴けます!Next Vision Festival開催のお知らせ♪

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*    __c0__様、こんばんは! 夏休みまであと1ヶ月!! 憧れの街でバカンスを過ごしませんか? *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* *========*========*=======* 【本日も特別号!Next Vision Festial特集♪】 先週から特別号をお届けしていますが、本日はアンドビジョンが自信をもってお届けする【音楽祭】のお知らせです!豪華海外アーティストも出演するコンサート、ぜひお越しください☆ *========*========*=======* 【無料カウンセリング受付中♪】 アンドビジョンではの無料カウンセリングを行っています!どんな相談でもかまいまえん、お気軽にご利用ください☆遠方の方は電話カウンセリングもできますよ!ご予約はこのメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。まで! *========*========*=======* ■━━━━――――――――――――━━━━━━■  豪華!Next Vision Festival開催のお知らせ ■━━━━――――――――――――━━━━━━■ こちらのメルマガでも以前出演者を募集しておりましたが、ようやく皆さんのご案内できるフライヤーが完成!アンドビジョンのコンサート事業部【アンドビジョンミュージッククリエイティブ】が主催する大規模なホールコンサートです。 しかも今回は二部制でお届け!第一部は親子コンサートですので、0歳のお子様からご入場いただけます。歌のおねえさん&おにいさん、そしてプロのダンサーの方にもご参加いただき、みんなで歌って踊れる楽しいコンサートを開催します♪ そして第二部は海外アーティストも出演する、とっても豪華なジョイントコンサート!今回のコンサートのために結成されたNext Vision Festival Artistsによる室内楽コンサートをはじめ、今まで開催してきたNext Visionコンサートシリーズより投票で選ばれたNext Vision ベストパフォーマーによるステージ、そしてフランスを代表するアーティストたちによる演奏、と盛りだくさん。こんなに豪華なコンサートはもう二度とないかもしれません(笑) 公演詳細は【こちら】 http://www.concert-and-vision.info/2018/03/20/2018-11-23fri-next-vision-festival/ チケットは7月頃に発売予定ですが、メルマガをご購読の方限定!先行販売をいたします。ご希望の方はこのメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。までお願いいたします。 *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* 次回からは新しい連載予定…!?お楽しみに☆ *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* アンドビジョン株式会社 東京都中央区京橋1-5-5 京橋共同ビル5階 TEL:03-3278-3450 FAX:03-4496-4903 HP:https://www.andvision.net/ 営業時間 [平日] 10:00-20:00 [土・祝] 10:00-15:00(祝日営業は1-7月のみ) 日曜日はお休みを頂いております。 < メール・ファックスは、365日・24時間受付 >

M.W.さん/ヴォルフガング・ヴァッツィンガー先生ピアノ特別プライベートレッスン

M.W.さん/ヴォルフガング・ヴァッツィンガー先生ピアノ特別プライベートレッスン プロフィール-専攻 ピアノ -参加コース名 ヴォルフガング・ヴァッツィンガー先生...

★3/3・(月) 18:00-【☆トリニティ・ラバン・コンサヴァトワール大学ミュージカル・サマースクール☆】現地講習会担当者がプログラムについて解説致します!★

トリニティ・ラバン・コンサヴァトワール大学ミュージカル・サマースクール
Information Session
~トリニティ・ラバン・コンサヴァトワール大学ミュージカル・サマースクールオンライン説明会~
参加費無料・完全予約制・オンラインでの参加も可能です

ゲストスピーカー:トリニティ・ラバン・コンサヴァトワール大学 Jasmine Wilsonさん
日時:3月3日(月)18:00-18:30
場所:≪アンドビジョン・東京オフィス≫
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町3-8 神田駿河台ビル2階
JR御茶ノ水駅御茶ノ水口から徒歩7分、東京メトロ半蔵門線神保町駅から徒歩5分程度

♪参加ご希望の方は、こちらからオンライン予約フォームを送信して下さい。

※説明会予約を選択→その他ご要望等に“トリニティ・ラバン”とご記入下さい。

お電話・FAX・メールでのご予約も承っております♪    
電話:03-5577-4500  FAX:03-4496-4903 メール:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

中華人民共和国

中国国旗正式名称は中華人民共和国、首都は北京。「4000年」とも言われるような長く豊かな歴史と文化を持つ東アジアの大国である。日本の約26倍の面積と世界最大の人口約13億人を擁している。国民のほとんどは漢民族で、そのほかモンゴル族、チベット族など50以上の小民族からなる多民族国家である。言語は国連公用語のひとつでもある中国語。中国語は方言が多く、同じ中国語話者同士でも話が通じないほど、文法や語彙に違いのある場合もあるため、「普通話」と呼ばれる標準語が定められている。経済に技術に伸び盛りの大国・中国を見るも良し、悠久の歴史と多彩な文化に触れることができるのも魅力である。

基本情報
正式国名&英語表記 中華人民共和国 People's Republic of China
首都 北京
面積 960万km2(日本の約26倍)
人口 約13億人
人種 漢民族(総人口の92%)及び55の少数民族
言語 漢語(中国語)。少数民族は独自の言葉がある。
宗教 仏教・イスラム教・キリスト教など
通貨 人民元。補助通貨は角と分
為替レート 1元=13.02円(2005年6月4日)
紙幣 1元、5元、10元、20元、50元、100元
硬貨 1元、5角、1角、5分、2分、1分
電圧 220V、50Hz
時差 マイナス1時間。新彊地域は非公式であるが、新彊時間を採用している(マイナス3時間)。
祝日 1/1 元旦、●2/9春節(旧暦の1/1)、●2/23元宵節、3/8婦女節(女性のみ)、5/1 五一国際労働節、5/4青年節(14才以上の青年のみ)、6/1児童節(13才以下の児童のみ)、●6/11端午節、8/1 八一中国人民解放軍建軍節(軍人のみ)、9/11中秋節、●9/18中秋節、10/1 国慶節(建国記念日)、●10/11重陽節
●=旧暦の祝日は新暦では年毎に変わる
在留邦人数 131,534名(2010年)
電話国番号 86
緊急電話番号 警察:110 救急車:120または999 消防:119

物価
中国の物価は日本に比べたら安いが、北京、上海は物価水準の高い国として挙げられている。地域差がかなり、品物によっても物価が異なっている。食費はかなり安く、1食10元から高くても250元程度。宿泊費に関しては、250元から3000元程度と幅広い。旅行中の生活スタイルに合わせて予算を組むといいだろう。
GDP 約51兆9,322億元(2012年)(中国国家統計局)
一人当たりGDP 約35,181元(2011年)(中国国家統計局)
経済成長率 7.8%(2012年)(中国国家統計局)
物価上昇率 2.6%(2012年,消費者物価)(中国国家統計局)
失業率 4.1%(2012年末,都市部登録失業率)(中国国家統計局)
主要貿易品目 (1)輸出 自動情報処理機械類,衣類,携帯電話類
(2)輸入 原油,鉄鉱等,自動車類
主要貿易相手国 (1)輸出 米国,EU,香港,ASEAN,日本
(2)輸入 EU,ASEAN,日本,韓国,米国

気候
国土が広いため、寒帯から熱帯までの幅広い気候帯に分かれている。
現在の天気
Click for Beijing, Beijing ForecastClick for Shanghai, Shanghai ForecastClick for Urumqi, Xinjiang Uygur Forecast

ビザ 観光目的で入国する場合、15日以内の滞在については不要。学生ビザは留学する期間によって異なり、長期留学(181日以上)のX1ビザと、短期留学(180日以下)のX2ビザがある。詳細については大使館にご確認ください。
パスポート 残存期間が6カ月以上が望ましい。

大使館などの在日政府機関
中華人民共和国大使館 Embassy of the People's Republic of China in Japan
〒106‐0046  港区元麻布3丁目4‐33
Tel:03-3403‐3388 03-3403-3065(領事部)
ビザ申請・受領受付月〜金 9:30〜11:30、13:30〜15:30
在大阪中華人民共和国総領事館 Consulate‐General of the People's Republic of China in Osaka
〒550‐0004  大阪市西区靱本町3丁目9‐2
Tel: 06‐6445‐9481
在札幌中華人民共和国総領事館 Consulate‐General of the People's Republic of China in Sapporo
〒064‐0913  札幌市中央区南十三条西23丁目5‐1
Tel: 011‐563‐5563
在福岡中華人民共和国総領事館 Consulate‐General of the People's Republic of China in Fukuoka
〒810‐0065  福岡市中央区地行浜1丁目3‐3
Tel: 092‐713‐1121
在長崎中華人民共和国総領事館 Consulate‐General of the People's Republic of China in Nagasaki
〒852‐8114 長崎市橋口町10番35号
Tel: 095-849-3311
中国国家観光局 〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-5-2エアチャイナ8階
TEL 03-3591-8686 FAX 03-3591-6886
営業時間 9:30〜12:00,13:00〜17:00
休業日 土・日・日中両国の祝日
中国国家観光局大阪駐在事務所 〒556-0017 大阪府大阪市浪速区港町1-4-1 OCATビル4階
TEL 06-6635-3280 FAX 06-6635-3281
営業時間 10:00〜13:00、14:00〜18:00
休業日 土・日・日中両国の祝日

現地日本大使館
在中華人民共和国大使館 People's Republic of China
Embassy of Japan
7 Ri Tan Road, Jian Guo Men Wai, Beijing, People's Republic of China
(北京市建国門外日壇路7号)
Tel: (86-10) 6532-2361 Fax: (86-10) 6532-4625
在重慶総領事館 Chongqing
Consulate-General of Japan
14F, Chongqing Guesthouse Business Mansion, 283 Minsheng Road, Chongqing, People's Republic of China
重慶市渝中区民生路283号 重慶賓館商務大厦14F
Tel: (86-23) 6373-3585 Fax: (86-23) 6373-3589
在広州総領事館 Guangzhou
Consulate-General of Japan
Garden Tower, 368 Huanshi Dong Lu, Guangzhou, People's Republic of China
広州市環市東路368号花園大厦
Tel: (86-20) 8334-3009, 8334-3090 (領事・査証班)
Fax: (86-20) 8333-8972
在上海総領事館 Shanghai
Consulate-General of Japan
8 Wan Shan Road, Shanghai, People's Republic of China
上海市万山路8号
Tel: (86-21) 5257-4766, 5257-4768(査証問い合わせ専用)
Fax: (86-21) 6278-8988
在瀋陽総領事館 Shenyang
Consulate-General of Japan
50 Shisi Wei Lu, He ping Qu Shenyang, Liaoning, People's Republic of China
遼寧省瀋陽市和平区十四緯路50号
Tel: (86-24) 23227490 Fax: (86-24) 23222394
在大連出張駐在官事務所 Dalian
Branch Office in Dalian, Consulate-General fo Japan at Shenyang,
3rd Floor, Senmao Building, 147 Zhongshan Road, Xigang District, Dalian, Liaoning, People's Republic of China 116011
遼寧省大連市西崗区中山路147号森茂大厦3階
Tel: (86-411) 8370-4077、4081、4082
Fax: (86-411) 8370-4066
在香港総領事館 Hong Kong
Consulate-General of Japan
46th & 47th Floors, One Exchange Square, 8 Connaught Place, Central, Hong Kong
香港中環康楽廣場8號交易廣場第一座46樓及47樓
Tel: (852) 25221184 Fax: (852) 28680156

近藤富佐子さん/声楽/パリ地方音楽院声楽教授/フランス・パリ

近藤富佐子さん プロフィール 「音楽家に聴く」というコーナーは、普段舞台の上で音楽を奏でているプロの皆さんに舞台を下りて言葉で語ってもらうコーナーです。今回、パリで声楽の教...

永田ひとみさん/バレエ/ビアリッツ国際ダンス講習会/フランス・ビアリッツ

4歳よりバレエを始め、山口美果・松下裕次に師事。2011年よりアシスタント講師として活動。 -略歴を教えていただけますか? 永田 はい,4歳からバレエを始めて中学3年間はほぼサボッてたんですけど高1から先生も変えて、それからは週6のレッスンもちゃんと本格的になって…そのうちにバレエ講師を目指すようになり、今は短大に通いながらレッスンしています。 舞台経験はそんなに多い方じゃなくて、コンクールも1回しか出てないので…留学も今回が初めてになります。 -海外旅行などに行かれたことはありますか? 永田 行ったことなくて…家族も海外に行く家じゃないので。パスポート取ったのも初めてだし、一人旅みたいなのも初めてでした。 -行く前は色々不安はあったと思うんですが、今回初めて海外に行かれてみてどうでしたか? 永田 行く前は本当に不安で、家族もみんなすごく心配してたんですけど、でも行ってみたらすごく良かったです。色々経験になって。 -トランジットで、ヘルシンキへと、フランス以外の所へ行かれていましたけど、実際ヘルシンキとかはどうでしたか? 永田 ヘルシンキはすごくいいところで日本人も一杯いました。多分トーベ・ヤンソン100周年記念で…日本人はムーミンのファンが一杯いるから。 成田とか東京とか名古屋とかと繋がってるというか…日本のいろんな所にヘルシンキから来るのでその分日本人もすごく多くて。ヘルシンキ市内観光しても絶対日本人を見かけるぐらいだったので、ビアリッツよりはヘルシンキの方が日本人がいる“ホーム感”がありました。 -ちょうどムーミンのイベントということもあって? 永田 そうです、“100周年記念”ですごいムーミンをおしていて…美術館も行ったんですけどトーベ・ヤンソンの展示になっててそこでも日本人が一杯いました。(笑) -現地は建物とかも違いましたか? 永田 そうですね、すごく綺麗でやっぱり西洋独特の建物が…日本だと西洋風の建物があっても絶対近くに日本らしいものがあるし、街の木とかも違うし。でも、意外とヘルシンキは思ったよりも床が汚かったのが印象的ですね。道路とか路地とか雪が降れば様になるのかな?みたいな街並みで。ビアリッツの方がすごく綺麗でしたね。ビアリッツはすごく整備されてて、床もすごく綺麗で…100点って感じだったんですけど(笑)。ヘルシンキは…ヘルシンキでよかったです。 -そうですか。今回はビアリッツに決められましたが、その前にいくつか候補で参加される講習会を選ばれてたと思うんですけど、最終的にビアリッツにした決め手というのは何ですか? 永田 決め手・・・私が応募するのが遅くて、決断するのも遅くてもうどれも締め切りになっちゃってて…消去法みたいなところもあったんですけど、でもビアリッツの講師陣がパリオペラ座とか日本のバレエ界でもトップのレベルのバレエ団の元ダンサーだったり、それに付属する学校の教授であったり、その人達に直接お目にかかれるっていうだけですごいなって思ったので選んだのもあります。 -実際、そういう元パリオペの方とかのレッスンを受講されて、パリオペならではのスタイルっていうのをご自身で体感されてどうでしたか? 永田 私は日本でロイヤルのメソッドでやっているのでちょっと違うなとか、日本人とフランス人では元々体格も違うし出来ることも違うので、「それは日本人の体では無理だよ」みたいなのもやるんですけど、でもフランスはやっぱりロイヤルよりもみんな女優っていうか、すごく女性らしくって…。ロイヤルはテクニックが確実でどちらかっていうとそんなに思いっきりやるっていう感じではなく“大会命”みたいな感じなんですけど、パリオペのダンサーや先生たちは上体…手の動き一つとってもすごくしなやかで女性らしくて、美しくて、アップの取り方も素敵だなって学べたのはあります。 -いいですね。日本の指導ってコンクールとかテクニック的な指導と雰囲気であったり、女性らしさであったり、美しさの使い方の違いっていうのがあるんですけど、バーの時点からそういったものを心掛けてるなっていうのを感じたりするっていうことですか? 永田 そうですね、日本のスタジオでは、まずは軸の安定を重視するといったレッスンで、バーなどは特に踊ることよりも筋トレに近いのですが、あっちのレッスンでは、「こういう時に顔はこっちで、この顔をこっちからのこういう流れを大事にして」みたいなことを言ってて、「ああ…いいなぁ!」って、それ以外は足とかで言われることは日本と全然変わらないし、テクニック学ぶんだったら日本にいても十分かなとは思いました。 -今年のビアリッツの参加者は何人ぐらいいらっしゃいましたか? 永田 人数は、私は一番上のクラスにいたので…上のクラスは80人ぐらいいたんだと思うんですけど、まだ下のクラスとかに一杯いたので…、まあ130人くらいはいたんじゃないかと思います。 -参加されたコースのスケジュールはどんな感じでしたか? 永田 9時から1時間15分のフロアバーと、10時半から1時間半普通にレッスンがあって、お昼1時間挟んで13時からアダージオクラス。それから男の子の生徒さんと組んで練習したりして、2時45分からレパートリー、バリエーションレッスン。4時半からマランダとコンテ、一番最後に6時15分からキリアンで終わりですね。終ったら7時、8時ぐらい…着替えて出てくるのは8時ぐらいですね。その中で色々削る…自分が取りたいのは取ればいいんですけど…そうするとレッスンは9時間になるので…“死ぬなぁ”って思って、マランダはよく分らなかったんで切っちゃったんです。そんな感じですね。 -なるほど。クラスの間にお昼休憩以外は大体15分ぐらいの休憩ですか? 永田 そうです。15分の休憩を挟みながら。 -アタージオを組むパートナーの男性の方っていうのはどれぐらいいらっしゃるんですか? 永田 男性は15人ぐらいです。その内半分は組んだ経験のないような男の子たちで…14歳とか。向うで14歳だと多分組んだこともないと思うから。女の子も14歳ぐらいだと14歳の男の子について教わるという形で、出来る人は出来る人と組んでという感じです。 -日本では発表会とかでパ・ドゥ・ドゥのご経験があると思うんですけど、向うの男性とパートナーリングやってみてどうですか?何か違いとかありましたか? 永田 そうですね、私は今まで先生としかアダージオやったことしかなかったんですけど、あっちは生徒さんなのでピルエットを回すにしてもすごく回してくるっていうか、すごく持つし、“そんなにやってくれなくても私回るのにな”って思いながら…すごく自分を見せたがるし。友達が留学してた頃にも言ってたんですけど、女の子より前に立っちゃうとか自分を“カッコ良く見せたい感”が凄かったり…多分、国もあるんだろうけど…だからこっちで先生とレッスンしてた時は、先生が私の力で出来るようにサポートしてくれてたんだなっていうのをあっちに行って感じました。あっちの男の子は“俺がやる俺がやる”っていう感じでもうガンガン持ち上げてくれるしガツガツしてました。 -バリエーションは今回は何をやりましたか? 永田 バリエーションは「ローズアダージオの一幕のオーロラ」と「グラン・パ・クラシック」というバリエーションとあとは「ジュエルズのエメラルド」…これはオペラ座の演目だからやったんだろうなって思うんですけど。それと「ラ・ベール」のバリエーション。あとはそのレパートリーを受けてる全員でラ・バヤデールの影の王国のアダージオをなんか1列で出てくるやつを一杯いたからそれをやって、最後は「白鳥の2幕」のオデットのバリエーションもありました。 -永田さん的にこれは楽しかったなっていうのはどれですか? 永田 私はラ・ベールと…そうですねラ・ベールが楽しかった。多分これもパリオペの演目なのかなって思うんですけど…アンデオールしてこういう形が基本のはずなのに…結構インパッセとかでもあって、上体の使い方も本当にパリオペならではだし、すごく嫋やかで女性らしい振り付けで…日本のダンサーで踊ってるのはあまり見たことないなと思ったんですけど…よかったです。 -普段コンテンポラリーとかっていうのはされてるんですか? 永田 今年の発表会で初めてやったぐらいだったので、本当にもう初心者、超初心者です。 -キリアンを受けられてどうでしたか。 永田 楽しかったです。キリアンはすごく楽しくて一番楽しかったと思います。キリアンの先生だけが英語であとの先生方はフランス語で…実際に何言ってるか全然分らなかったのですけどキリアンの先生だけ英語だからニュアンスとかもちゃんと伝わってきて…すごく面白い先生だったし…あと向こうのクラシックとかでは全然“構わなくても立ってるだけ”で綺麗だけどキリアンになったらちょっと人間らしい身体つきの方がリアルだと思うし…あっちの子ってホントに振りを覚えないし音に合せないし先生の言うこと聞かないので…キリアンの時だけは日本人でも前に出ていって出来たので楽しかったです。 -キリアンのワークショップっていうよりはどちらかっていうとレパートリーを何か? 永田 そうですね、2曲。2個の作品を1部ずつ…27'52''とベラ・フィギュラの中から抜粋で1曲ずつやりました。 -赤いスカート履きましたか? 永田 スカート履かなかったですね。あれやってみたかったですね。あんなスカート。 -最終的にプレゼンテーションしましたか? 永田 そうですね、プレゼンテーションも3日目の夜にいきなり劇場に連れて行かれて…ただ学校の持ち物だったと思うんですけど、今日までやったことを舞台でやるみたいな。多分レッスン中に先生は言ってたんだと思うけどフランス語だったので何を言ってるのか全然分らなくて。でも奇跡的にその先生とその日の夜にすれ違って、「あなたこれからショーに行くの?」って言われて、「行きます」って言ったら、「じゃあ乗せて行くから乗りなさ~い」って言われて、その時キリアンの先生がいたから英語で教えてくれて、そのまま乗せられて行っていきなり舞台に立って…本当にハプニングでした。(笑)  あの時先生とすれ違がわなかったら私舞台に出られていなかったし…そのとき靴を持っていたのは奇跡的だったし…すごかったです。あれは奇跡でした。 -受講者はフランス人が多いんですか? 永田 そうですね、やっぱりフランス人が多かったのかな。スペイン人とウクライナ人がいたのは分ったんですけど。 -アジア人は? 永田 アジア人は私と日本人がもう一人居ただけで超アウェイでした…日本人が少なくてw -今回キリアンが一番良かったっておっしゃってましたけど、やはり印象に残ってるっていうことはバレエよりもキリアンという感じですか。 永田 クラシックは言ってしまえば日本で聞いたことがあることを言われてるなっていう感じもあったし、朝からバリエーションまでずっとクラシックでやってると、キリアンも真新しくて面白いかなという思いが自分でもあるんですけど、こっちでコンテやる機会がなかったから斬新で良かったのかなっていう感じですね。 -鏡が稽古場に無かったと? 永田 無いです。体育館にリノリウム敷いただけの会場だったので。本当に体育館なんです…バスケットボールとかもそこら辺にあって、観客席があってそこに親御さんたちが見に来ている感じです。一部屋だけ鏡があるところがあったんですけど、それは下のクラスの子が使うところなので私達上級者のクラスのところには当然なかったです。 -普段鏡のあるところでお稽古されてると思うんですが、外されてお稽古されることに抵抗とかなかったですか? 永田 ありましたね、先生の動きと自分の動きがどう違うのかも分からないし(舞台に鏡はないですけど)。いきなり鏡なくされて発表会の練習とかだとそれだけで回れなくなったりとかするので、多分いつもよりすごくやりにくかったんだと思うんです。今日の自分のバランスとか確認する時にも「ああ今日は左肩上がってるなぁ」とか。だから「今日は左肩下げよう」とかそういう確認もできない。でも鏡があったらあったで先ず自分の体形を他の子たちと比べちゃうだろうし、その点では無くてよかったかなと思います。鏡が無いからよけいに自分で気を付けるし、無かったら無いでいい経験だったかなとは思う。鏡を見ることに甘えているんだなっていうことに気付きました。 -暑さとか大丈夫だったですか? 永田 向こうは気候が湿気もないしこんなに蒸し暑くならないので。多少酸素が薄いかなと思いましたけど、でも体育館のドアを開けて風通しをよくしていました。そんなに気温とか環境的なことで「えぇー」とは思わなかったです。日本のレッスンの方が汗かきます…湿気高いし湿度が高いし。向こうは快適でした。 -結構夜遅くに終わってという感じだと思うんですけど、レッスン以外の時間というのはどういうふうに過ごされていましたか? 永田 レッスン終わってから海に行ったりとかしてました。あっちは9時ぐらいまで明るくて全然“夜っぽく”ないので。レッスンも後半になるとキリアンとマランダの時間が入れ替わるんですけど、後半の日はキリアンが6時ぐらいに終わったからその後にビアリッツ海岸に行ったり、あと近所の(近所っていっても結構遠かったんですけど)大きなスーパーに行ったりとかして街を堪能してきました。 -ビアリッツの治安とか外観とか人々の感じとかはどうでしたか? 永田 ビアリッツも人はすごく良くって…。みんな本当に優しくって。街にははオシャレなお店が一杯ありますね(表参道なんてカスみたいな感じで)…本当に…本当に綺麗なんですよ。粗探ししようとしても見つからない…お店が本当に綺麗だし…。チョコレート屋さんとかパン屋さんとかカフェとか…写真も撮ったんです。ビアリッツは“栄えてる感じ”。季節的にも海に来てる人が一杯いるからだと思うけど、どのお店にも人が一杯いるし“賑わってる空間”ですね。  それと屋根の色がみんな同じですね。飛行機から見たとき屋根の色が全部同じでした。 -いいですねー。 永田 良かったです、綺麗で。 -パリとかヘルシンキとかの主要都市からちょっと離れてるじゃないですか。行くまでにちょっと時間がかかるなって思ったんですけど、実際行かれてみてその辺は気になったりしませんでしたか? 永田 いゃー全然。海外は初めてでパリとかもよく分らないから、他の所はどうなのかなとも思いましたけど…ビアリッツは東洋人が全然いないなって思いました。フランスの人が休暇を楽しみに来てるとか、スペインの人が来てるとかそういう感じです。 それとフランスではみんな車が道を譲ってくれます。止まって“行けよ”みたいな、バイクの人もみんな道譲ってくれます。一緒に留学してるもう一人の日本人の子は今ドイツに留学してるんですけど、ドイツはみんな結構“嫌な顔するよ”って言ってて…じゃあここは“いいとこ”なのかなって思いました。本当にみんな譲ってくれます…バイクの人とか優しくて感動しました。 -泊まってらっしゃるところからの移動っていうのは徒歩で? 永田 徒歩ですね。 -泊まっていたところは何処ですか? 永田 ユースホステルです。 -ユースホステル…どうでした? 永田 良かったです。想像よりも全然良くって綺麗だし、レセプションの人もふざけてだけど日本語とか話してくれて「ありがとうございます」とか言ってくれるし、私の拙い英語を一生懸命聞いてくれます。街の人もそうですけど拙い英語を一生懸命聞いてくれてちゃんと誠実に対応してくれるし良かったですね。食堂のオッチャンも面白くて良かったです。 -街のフランス人の方も英語を話してくれる? 永田 (基本)話してくれます。全然話せないオジチャンもいたんですけど「いやぁー わかんないよね」って言われちゃうこともありました。スーパーとかに行ってもレジのオネエサン、オバサンは全然英語しゃべってくれないけど、私の前に会計してた男の人が英語で説明してくれたりとかして、優しいなって思いました。 -スーパーに並んでるものとかは日本とは違うと思うんですけどどうですか? 永田 はい、サイズが大きい(笑)。肉とか写真撮っちゃったんです、“こぉ~んなの”だし…市場って感じです…フルーツとかも山積みだし野菜も山積みだし、水買おうと思ったら、150mlペットボトルなんて見かけないし、2リットルで一番小っちゃい。洗剤も大きいし。でも楽しかったですね。日本ほど潔癖じゃないじゃないけど…パッケージとか結構適当だし、簡易包装だし、これが海外のスーパーかなって感じです -お食事とかはどうされてましたか? 永田 食事は朝、夜はユースホステルで出るので。昼はレッスン場近くにパン屋さんがあってそこで毎日買ってて、クレープ屋さんとかもあってそこでも買いました。 -パンとかクレープとかどうでした? 永田 “すごい”美味しかったです。パン屋さんはホント“外れなし!”って感じで全部美味しかったですよ。お店も綺麗だし…でも高いですね、キッシュこれくらいの1個で3ユーロぐらいするので。3ユーロっていったら500円弱ぐらい。でも美味しかったです。 -ご飯とかで合わないなとか、ちょっと抵抗あったりとかというのは特になかったですか? 永田 そうですね、寮の御飯で当たり外れがすごくてこれは“絶対に冷凍だな”みたいなやつとか、人参グラッセだったか…本当に“これは頂けないな”みたいなのがあったんですけど、でも基本的に味は良くて…今日の御飯は食べられないなって思ってもフランスパンがドサッて置いてあるので食べ物に困ることはなかったです。フランスパンさえ食べられれば。 -他に参加されてたフランスであったりウクライナの方とはお話ししててウクライナっていうことが分ったんでしょうか? 永田 そうですね。アダジオ組んだ男の子に何処から来たのって聞いたら、ウクライナって言っててその子の周りにいた女の子たちも多分ウクライナだと思うから…まあウクライナから来たのかって感じです。 -クラスの中でコミュニケーションは問題なかったですか? 永田 コミュニケーションは私があまりとろうと…出来なかったのかも知れないけど、街の人は優しいけど…バレエのクラスなので元々“きつい”し、目つきとかもフランス勢が“なんだよ東洋人が”みたいなセリフで来る…多分私の被害妄想なんですけど。(笑) -そういうオーラを? 永田 そう、オーラを出してくる。私たちのホームだからみたいな感じで。多分その子たちは毎年来てるみたいなので。でも結構いいフランス人もいてその子は8年連続でビアリッツの講習会に来てるとか言ってて、そういう子は結構多いみたいでその生徒たちのことは先生も覚えてるし、明らかにこの生徒たちはこの講習会で“トップに君臨してるんだな”みたいな子が一派でいて、踊れる7人の男の子もその一派です。スクールで来てるのかビアリッツの子たちなのか分らないんですけど、そこだけすごくホーム感出してて…その他から来てる男の子たちはアダージオを踊れない子たちばっかりだから…友達の日本人がその一派の中の男の子(トップに君臨してる子)に“組んでもらえない?”って言ったらまわりの女の子の目が凄くて出来なかったんです(笑)…怖いんですよね。でもいいフランス人も居て暑いって扇いでたら一緒に扇いでくれるフランス人とかいて、なんかすごく優しい人もいたし…コミュニケーション?…フランス人同士でもあんまりとってなかったし、結構みんな個人で“やってる”感じです。 -グループもあり個人で参加されてる方もありと。80人いらっしゃいますから結構色んな方がいらっしゃいますよね? 永田 そうですね。 -先程フランス語がよく分らなかったっていうことをおっしゃってましたけどコミュニケーション以外に何か困ったことってございましたか?講習会だけでなく全体を通して。 永田 困ったこと・・・? -乗り換えとか、“どうしよう”とか? 永田 あまり言葉以外に困ることは実際少なくて…洗濯機の使い方が分らなかったぐらいです。ユースホステルで洗濯機を使えるんですけど、一緒にいた女の子は海外に慣れてるからその子にいつも任せてたんですけど、その日はその子はレッスンに行ってて私はレッスンから帰ってきててっていう状態で、私一人でやらなきゃいけなくて…その洗濯機の開け方も分らないんですよね。 -横向きで回るやつですか? 永田 そう、先ずこの蓋を開けたいんだけど開け方が分らないんですよ。スイッチが何個かあるんですけどもうお金入れちゃってて…多分何か押したら回り始めちゃうだろうし…鍵マークがついてるボタンが1個あって…日本で鍵マークついてるボタンってあんまり押したらいけないじゃないですか。 -そうですね。 永田 ちょっとマズそうな感じがする…それではないなと思って。あとはスタートボタンちっくなやつと時間みたいなマークがついてるやつで、どっちだろうと思ってどっちも押したら回りだしちゃって…何も入ってないのに。ヤバイ!と思って全部押たらその鍵マークがオープンだったんですよね。それでひとしきり焦ってもう一回スタート押したらちゃんと動いてくれたので無事洗濯は出来たんですけどあれはかなり焦りましたね。そんな感じ…本当にダサイです。 -いやぁ、でも分らないですよね。 永田 分らなかったですね。これは押しちゃいけないとか思ったんですけど…それだったんです。先入観ですね -講習会とホステルの道程は遠かったり近かったり?どうでしたか? 永田 すごく近かったと思います。歩いて10分しなかったという感じですね。坂道一本だから道もすごく分りやすいし。 -天候とかどうでした? 永田 天候はすごく良かったです。私たちがレッスンしている間の時間帯は暑いんだと思うんですけど、朝夜は全然涼しくて湿気もないし、夜窓を開けて寝たらほんとにクーラーいらないというか(クーラー無いんですけど)…すごく涼しくて過ごしやすかったです。雨も一回も降らなかったので、天候に恵まれていい天気の毎日でした。 -今回行かれてご自身で“変ったかな”って言えるところはありますか? 永田 今は実家暮らしだし一人で何かやることって意識しないとあんまりないので。だけど今回一人で初めて海外に行って、自分でやるしかないから…英語もよく分らないけど出来るだけの力を振り絞って伝えようとしてみたり…それでみんなも助けてくれたりして。無事その一週間弱を乗り切れたことはバレエじゃなくて“私、出来るかもしれない”って思いました。自信がついたと思います。 -今回の講習会で参加して良かったなって思った瞬間はありましたか?例えばレッスンやコミュニケーションを含め食べものでも何でも? 永田 そうですね、来て一番良かったなって思ったのは街の人と喋ってるときが一番良かったかな。これ伝わったかな?みたいな英語でも“オー!オブコース”とか言われるとすごく嬉しいですね。伝わってたし承諾された…お店の人や街の人と喋ってて…それでコミュニケーションがとれたっていうか最低ハードルを越えたときが一番嬉しかったですね。 バレエに関しては単純に喜べないっていうか、“でも私あれだしな”とか“まだこれ出来てないしな”とか色々考えちゃうから来て良かったって思わなかったですけど、それでもバレエに関していいなって思ったのは日本へ帰ってきて日本のレッスン受けてから“あぁ、ちょっと変わったな、私も”ってその時になって思ったんです。 向こうでいいなって思ったのは空港とか街とかですね? -今回色々始めてのことを経験されて、今後留学をされたいなっていう方に何かアドバイスがあったら少しお願いします。 永田 最初は私も行くのをすごく渋ってたんですけど、でも行くお金と周りの支えがあるなら絶対行った方がいいと思う。不安なのはすごく不安だったんですけど…でもアンドビジョンの皆様には私の意味のわからない質問にもいちいち答えていただいて、すごいサポートをして下さったから…それでも不安は尽きなかったですけど、行ってみるまでは不安はなくならないものだから不安は置いといて取り敢えず行ってみたらいいです。上手くなるとかそういうのは自分次第ですけど、それ以外に得るものが絶対にあると思うので絶対に行ってみたらいいと思います。 -なるほど、行く前にこういったことをやっとけばよかったかなということはありますか? 永田 そうですね、簡単な会話ぐらいは覚えていった方がいいかもしれないです。行く土地に合せてやっとけばよかったのかなと。でも現地で喋ってるのを聞いたら分らないので聞くのは無理ですけど、自分から言えるようなことは何個か準備していった方がいいかなと思います。基本的なあいさつとかは覚えていった方がいいと思いました。 -今後永田さんの活動、もしくは進路としてはどういうふうなお考えですか? 冒頭に“教える”とかっていう話しがございましたけど。 永田 そうですね、今はバレエ講師目指して勉強させてもらっててスタジオでアシスタント講師してるんですけど、短大を卒業したら講師として雇ってもらうことになってるので講師になって…あとは私バレエ団を受けるのはもう諦めてたんですけど留学してみて受けるだけ受けてみてもいいのかなと思いました。“教え”は何歳からでも出来るけどダンサーとしての寿命は短いので…受けてどうなるか分らないけど…受けて受かったとしてもその団に入るか分らないんですけど経験としてオーディションは受けてみようかなと思ってます。 -それは国内ですか? 永田 国内です。外国はもう絶対に無理ですね。そこまでの勇気は出てこないです。 -外国でちょっと1年ぐらい生活してみようかな、なんていうことはないですか? 永田 そうですね、いやな話ですけど自分の講師としてのプロフィール欄に経験として書けることが欲しいので。…バレエ団に居たっていうのは多分スクール選ぶときとか先生選ぶときに素人の方々はそこを見て入るんだろうからそういう経験を持っておいてもいいのかなという決断が出来ました。 -国内でとおっしゃいましたけど海外のバレエ団を目指されない理由はなんでしょうか? 永田 それはもう単純に勇気がないというか…向こうで生活するとしたらお金もかかりますし、また、向こうでバレエ団に入ってガンガン踊りたいっていうことではないので。バレエ団に興味があるわけではなく…自分が躍るのもあんまり好きではない方なので“教え”を念頭に置いてやるんだったら日本国内のバレエ団も20いくつかありますので…。 -そうですか、是非頑張って下さい♪本日はお時間いただきどうもありがとうございます。

音楽大学・音楽院・音楽専門学校への留学をアンドビジョンがフルサポート!

03-5577-4500

info@andvision.net

Join Us On

アンドビジョンからのニュースレター