松村かのんさん/チェロ
2004年神奈川県生まれ
3歳よりチェロを始める
第4回および第6回全日本芸術コンクール
チェロ部門本選第一位受賞
第16回エウテルペ国際音楽コンクール(イタリア)
弦楽ソリスト部門カテゴリーB
最優秀賞受賞
-この度はまず、おめでとうございます。ご本人様も喜んでいらっしゃいますよね?
松村(お母様) ありがとうございます。とても喜んでおります。
-満点でしたもんね。
松村(お母様) そうですね。満点を取れたのはほんとにとても嬉しかったみたいですね。
-良かったです。これからもいろいろと頑張ってというお気持ちも強くなってらっしゃいますか?
松村(お母様) そうですね。良い経験になりましたし、励みになったと思います。
-良かったです。毎日、また練習を頑張ってらっしゃるんですか?
松村(お母様) そうですね。以前と変わらず、平日だと2時間半~3時間ぐらいは。
-学校から帰ってきて?
松村(お母様) そうですね。
-嫌になったりもせず、ずっと今までも続けてらしたんですか?
松村(お母様) 勿論、弾くこと自体が嫌ということはないんですけれども、その時間帯の中で、あまりにも同じ部分を弾いたり、なかなか出来ない部分とかをやる事に対して嫌になることはありますけど。練習自体は決まっていることなので、特に嫌ということはないんですね。
-最初にお伺いした事なんですけど、チェロは始められたキッカケとかからお伺いしても宜しいですか?
松村(お母様) はい、3歳になるちょっと前に、私が何か音楽をさせたいとは思っていたんですけれども、チェロがいいかなと思いまして、普通にインターネットでお教室を探して、それで、連れていってみたんですね。
3歳の誕生日になったぐらいに連れて行って、先生が面白い先生だったんですけれど、「やってみる」っていう感じで、見学で何回か行かせて頂いて、その内、本人が「やる」と言わないと出来ないので、先生が何回か意思確認みたいな事をして、本人が「やる」って言ったので始めたんですけれども。
-ほんとに最初からチェロだったんですね。
松村(お母様) そうですね。家にピアノはあって、チェロを始める前からピアノの先生には来て頂いてはいたんですけれども。
-3歳より以前から、ピアノはなさっていたという事なんですか?
松村(お母様) そうですね。ほとんど楽譜は見れないような感じだったので、リトミックみたいな感じで来て頂いて一緒にお歌を歌ったりとかっていう感じだったんですね。
ピアノも3歳になってから楽譜を見始めたというか。
-チェロが始めたのと同じぐらいの時だったんですね?
松村(お母様) そうですね。同じぐらい。
-今もピアノは続けていらっしゃるんですか?
松村(お母様) 続けてます。
-両方なさってるんですね。大変ですね。
松村(お母様) そうですね。でも、ピアノはコンクールに出たりとかしないので。音感の為に、やはり和音とか音をとったりするのに、ピアノは分かり易い音なので。
-そんな小さい頃からチェロを始めるお子さんというのもなかなかいらっしゃらないですよね?
松村(お母様) そうですね。一般的にはいないのかもしれないしれないんですけども、鈴木メソードで始めたので、たまたま探して一番近くのお教室が鈴木メソードだったというだけなんですけども。
鈴木メソードだと、チェロを始めてる小さい子が沢山いるんですよね。
-3歳ぐらいでチェロというお子さんも結構いらっしゃるんですか?
松村(お母様) います。それで、楽器のサイズも10分の1からあるので。
-体の大きさに合った物をちょっとずつ大きくしながらという感じで?
松村(お母様) はい。
-最初に始められた時というのは、将来的に何か音楽家にさせたいとかって、そういうお母様の意思とかおありだったんですか?
松村(お母様) いえ、ないです。
-全くなかったんですか?
松村(お母様) ないです。私は音楽が好きだったんですけれども、「趣味としてというか楽しみとして、やっていけばいいのかな?」という風には思っていたんですね。
3歳だとそんな分からないですので、本人がその気にならないと、プロの音楽家にはなれないですから。最初から音楽家にしたいとかは思ってはなかったです。
-今はどうですか?
松村(お母様) 今は、本人が「その道に進みたい」と言っているので、是非、なってもらいたいと思います。
-お母様としては、ご本人の希望を叶えてあげたいと。
松村(お母様) 全く私自身も音楽家ではないですし、周りもそういう親戚もいないので、特にこだわってはいなかったんですよ。
やってみたら、とても音感が伸びて育っていったので、「いいのかなあ」と思って。娘にとって、今はチェロが一番得意というか出来ることになりました。
-お嬢様としても楽しくなさってるということですね?
松村(お母様) そうですね。楽しくというか、目指しているものになる為に、頑張っているという感じです。
-やっぱり、しっかりしてらっしゃいますね。
松村(お母様) しっかりしているとは思わないです。夢を見てるというんでしょうかね。現実になればいいなという。
目標・夢としてチェリストになりたい。結構、今も人前で弾く機会もあるので、そういう風に、ずっと生きていくと思ってるんだと思います。
-もう自然にこれからもチェロを生活の一部としてという事ですよね?
松村(お母様) そうですね。
-今までに日本でいくつかコンクールは受けてらっしゃったんですよね?
松村(お母様) はい、そうなんです。幼稚園の年長さんの時に、初めて全日本芸術コンクールというのを知って、チェロはなかなか小さい子から受けいれるのがなかったんですね。
それで、そのコンクールが幼稚園から出られるという事だったので応募してみました。
-それで、賞をとってらっしゃいましたよね?見せて頂いて。
松村(お母様) はい。その時に本選で一位を獲得したんですけれども。その時は信じられないというか。
でも、コンクールを受けるということで、すごく練習をしたんですよね。
やっぱり、目標を持つというか、コンクールに出るとか人前で演奏をするという日にちが決まっていると、練習に身が入るというか。
目標を持つということが練習に繋がって、それが実力を付けるということに繋がっていくので、全くコンクールとかを経験しないでいくという方もいらっしゃるとは思うんですけど、うちの子の場合は、そういう目標があった方が練習にも身が入りますね。それで、かなり力が付いて。
その一回目の時も、目を見張るような成長があったんですね。
次に受けたのが小学校二年生の時で同じコンクールなんですけど、その時もまた本選で一位だったんですけど、その時もやっぱり凄い目を見張る成長だったんです。
-コンクールに出ると格段に上達が見込まれると。
松村(お母様) はい。
-最初、幼稚園の時にコンクールを受けられたキッカケというか、なぜコンクールをその時に思われたのですか?
松村(お母様) お教室に1枚ペラっと机にチェロのコンクールのチラシが置いてあったんですよ。コンクールというのは、チェロの場合はもう少し大きくならないと。
その時、小学校4年生の時からというのが国内では早かったんだと思うんですけど、幼稚園はないんだろうなあと思っていたので、それを見て、幼児部門というのがあるのを発見して、「幼児部門というのがあるんだったら、うちの子も出れますか?」って、その時にすぐ先生にご相談してみたんですよ。
そしたら、「できますよ」と言って下さったので、「では、応募しようかな」という感じで。
-そのペラっと1枚のチラシがキッカケだったんですね。
松村(お母様) そうです。
-それから何回かコンクールも続けて受けてらして。
松村(お母様) そうですね。年長さんに1回、そして小学校二年生で1回受けただけですね。三年生は受けなくて、今回、四年生で海外に行ってみようという事になったんですけど。二年生に受けた時というのが、小学校三年生までのカテゴリーで一位になったんですよ。なので、一度その括りで受けているので三年生は受けれないんです。
-今回、海外に挑戦なさったということで。なぜ、海外だったんですか?日本では他になかったんですか?
松村(お母様) 日本ではあるんでしょうね。本人に、もっと大きな視野でいろいろ経験が出来るんじゃないかなという事で、「海外に行ってみるのもいいよね。」
みたいな事を言っていて、それで「コンクールを今度受けるとしたら、外国のを受けてみたい?」と聞いて、それで「受けてみたい」という事は言っていたんですけど。
それが、いつっていう具体的にはなってなかったんですけど、探しているうちに、「4年生になる頃にあるんだな」というのが分かって、「本当に挑戦してみるかどうか考えてみて」って言って2週間ぐらい猶予を与えたんです。
-2週間だったんですか?
松村(お母様) はい。それで準備とかも始めないといけないと思って、2週間自分でいろいろ考えて、2週間経った日に聞いてみたら「挑戦する」って言ったんです。
-それは、いつ頃の話だったんですか?
松村(お母様) それは3年生になったばっかりくらいだと思います。
-コンクールのちょうど一年ぐらい前?
松村(お母様) そうですね。
-それからいろいろとご準備なさってのぞまれたわけですよね?
松村(お母様) そうですね。ちょっと前だったかもしれません。2年生から3年生になる春休みぐらいだったかもしれません。
-ある程度、やっぱりお嬢様ご自身の意志で、「今回は海外」という風にそういう事ですよね?
松村(お母様) はい。本人がやる気がないとどうしようもないというか、連れて行く意味もないと思うので。
-お嬢様は今回初めての海外だったんですよね?
松村(お母様) そうなんです。
-その辺りは、何か不安とかはなかったんですか?
松村(お母様) ありました。まず、一番は体調管理だったんですけど、そんなに体の強い子ではないので体調管理の部分で、「飛行距離の移動とか大丈夫なのかな」っていう事が一番でしたね。
車酔いもするので、それが一番心配でした。
-飛行機は大丈夫でしたか?
松村(お母様) 大丈夫でした。酔い止めを飲ませて行ったんですけれども、思ったよりも全然体調は良くて、「よく頑張ったなあ」と思ったくらい。
-やっぱり初めての土地でとなると、風邪を引いたりということもよくありますのでね。
松村(お母様) と思いますね。疲れとかストレスがあると、やっぱり免疫が落ちるので、すぐに菌をもらっちゃったりとか。
-普段からそんな感じですか?
松村(お母様) そうですね。
-今回はそういう事にもならず、ほんとに良かったですね。
松村(お母様) ほんとに良かったです。
-不安材料としては、その辺が一番ありましたか?
松村(お母様) そうですね。子どもに関しては、食べ物とかもやっぱりちょっと不安でしたけれども。体調だけですね。
演奏は、音楽に関しては、特にそんな日本と変わらないと思っていたので、何も心配はしてなかったんですけれど。
-体調が悪かったら、やっぱり実力発揮どころじゃないですもんね。
松村(お母様) そうですね。
-何か特別に対策として、体調を管理する為にされたことはありましたか?
松村(お母様) 日本からしていったって事はないんですけど、心配だけはしていたという感じです。
-「気をつけて」という感じで。
松村(お母様) はい。日本食は持って行きましたけれども、レトルト物とか持って行きましたけれども。ほんとに元気で最後まで行ってくれれば、もう万々歳だなあっていう。体調だけが良ければいいと祈るだけでした。
-お母様としてはそうだったんですね。
松村(お母様) 結局、体調は大丈夫だったんですけど、時差が一番辛かった。途中で眠くなってしまうという。2週間の生活の中で、常に時差ボケになっていて、それが、体調は大丈夫だったんですけど、眠かったりボーっとしたりとかっていうのはあったなという風に思います。
-そんな中でも実力を発揮して頂いて、満点というのは凄かったんですよね。
松村(お母様) 凄かったですね。現地時間がちょうどお昼から演奏だったので、日本でいうと午後7時ぐらいだったので、時差を考えても夜7時には寝ませんので。
-まだ、ちょうど大丈夫だった時間帯だったんですね。
松村(お母様) そうですね。
-お嬢様は、なんかその辺で辛いとか眠いとかボーっとして辛いというのは仰っていましたか?
松村(お母様) 特に、辛いとかではなく、「眠いんだけど、今寝ていいのかなあ」みたいな。何事も、特に動じないという感じでしたね。一つ一つの事にもっと驚くのかなあと思ったんですけど、全然驚かなかったです。
-外国の人がいっぱいいるとかって事も全然大丈夫でしたか?
松村(お母様) 大丈夫でしたね。イタリア語の響きが面白かったり、なんか結構騒がしかったりする事に対しては、いろいろ言ってましたけど。動じている感じはなかったです.
-ちょっと興味を持っているという感じですかね?
松村(お母様) 面白がっている感じでした。
-お買物とか行かれた時とかはどうでした?
松村(お母様) 観光地ではなかったので、ドイツ経由で行ったんですけど、ドイツではミュンヘンだったので、外国人が相当いると思うので大丈夫だったんですけど、コラートという所に行ってからは、日本人が珍しいみたいで、スーパーとかに行くと、周りのイタリア人がジロジロジロジロ見てくるんです。話しかけたりして。
-イタリア語でですか?
松村(お母様) イタリア語だったり、普通に挨拶で「ボンジョールノ」とか言ってきたりもするんですけど。片言の英語だったり、「イタリア語で「何しに来てるの?」みたいな事を多分言ってるんだろうなあ」と思ったりして、一応、こっちは英語で答えたら、なんか分かってくれたりしてとてもフレンドリーでした。
-ちゃんと意思の疎通はできたんですね。
松村(お母様) 毎日、同じお店に行ったりとか。常連になって、とても楽しくて、最後は、「明日帰るんだね」みたいな感じで抱き合ったりとかして。
-ちゃんともうお友達のようになって?
松村(お母様) そうですね。3つくらいのお店に、よく顔を出してお友達になって。よく言葉は通じないんですけど、楽しくみたいな感じで。
-やっぱり、向こうの方の人柄とかっていうのもあるんでしょうね。
松村(お母様) そうですね。とてもフレンドリーでしたね。
-怖い思いもなさらずに大丈夫でしたか?
松本(お母様) 怖い思いも全然しなくて。逆に田舎すぎる所が良かったのかも。そういうギャングみたいな人はいなかったですね。人がもともと少ないというのもあるかもしれないですけど、全然いないですね。
ほんとに皆さん大らかに過ごしているみたいな。観光客が珍しいみたいな感じですね。
-本当に地元の人しかいない街みたいな感じなんですね?
松村(お母様) そうですね。でも、コンクール自体はとても有名みたいで。言った瞬間に、音楽ディレクターの方の名前を言われて、「あのコンクールね」みたいな事を仰って、国際コンクールのポスターも街中に貼ってあるんですよ。
なので、皆さんがお店の人とかに言っても、「ああ、あのコンクールね」みたいなのがあって。「有名なコンクールなんだ。ここでは大ごとなんだ」と思って。
-街をあげてという感じなんでしょうね。
松村(お母様) そうですね。街をあげてだったと思います。
-いろんな方がいらっしゃると思うんですけど、それでも観光客みたいな方は珍しいんですよね?
松村(お母様) そうですね。多分、その期間だけ外国人がいるみたいな感じだった。
-年に一回という感じなんですね。
松村(お母様) そうだと思います。ピアノの方とかは、もしかしてずっと部屋の中で練習してたんじゃないのかなと思って。私達は毎日、街にくりだしていたんです。
-他の方は街に出ないという可能性もあるんですね。
松村(お母様) そうですね。はい。日本人は、誰一人見なかったです。
-コンクール自体には、日本の方はいらっしゃいましたか?
松村(お母様) いました。ほとんどピアノなんですけど、バイオリンの方もいらっしゃってたけど、コンクール参加リストを見ると、「結構、日本人いるなあ」と思ったんですけど、街の中では一度も見なかったんですよ。
それで、ファイナルコンサートで日本人のピアニストの女性の方が山本ミキさんという方だったと思うんですけど、その方も出演されて、その時初めて日本人を見たっていう感じでした。
その会場で、もう一人審査員の方がピアノの日本人の方が一名いらして、その方も見たので、二人見ただけだと思ったんですけど。他には会わなかったですね。
-名前はあったけど会いはしなかったという。
松村(お母様) 会わなかったですね。
-そうなんですね。皆さんこもって練習派だったんですかね?
松村(お母様) かもしれないですね。
-いろいろ街の中とかも満喫なさいました?
松村(お母様) しましたね。小さい街なので、ほんとに全部歩いて、端から端までいけるぐらいなんですけど。お昼とかは、お店が閉まっちゃうんですよね。
お昼寝の時間がかあるんですよ。人っ子一人歩いてなくて、また夕方に開き始めると、その辺にあるベンチは全員お爺さん達が座って。。
それが、凄くほのぼのとしていて、とてものんびりしているお爺さんのグループがあるんですよね。ベンチずつに分かれて、それがとても可愛くて印象的でした。
-日本ではなかなか見れない光景ですよね。
松村(お母様) 見れないと思いますね。
-そういう様子も見て、お嬢様もキリキリせずにほのぼのしてのぞめたというのもあるんですかね?「頑張らなきゃ」っていうストレスが、コンクールの独特の雰囲気ってありますもんね。やっぱり、みんなカリカリ練習をしてとかっていうのを見てると、自分もストレス溜まってきてとかっていうのがあると思うんですけど。
松村(お母様) 全くなかったです。早く弾きたいっていう感じで、早く弾いてしまいたいっていうか。責任感だけを感じてるっていうんですかね。自分の2つの仕事。
1回目の審査と、あと最後のファイナルコンサートっていうのをちゃんと努めないといけないっていう。それだけがあって、もう早く終わってしまいたいっていう感じではあったんですけど。
-そこまで、やっぱり気が張ってらしたんですね。
松村(お母様) そうですね。「それが終わったら楽なんじゃないかな」っていう風には思っていたと思います。ただ、いつもの生活ではほんとに玩具屋さんとかに毎日楽しく通って。
-玩具屋さんがあったんですか?
松村(お母様) 玩具屋さんありました。
-どんな玩具売ってるんですか?
松村(お母様) 人形のような物もありますし、絵本とか置物とかいろんな物があるんですけど、一番楽しみにしてたのは、日本にもあるんですけどゲームのカードなんです。
-集めるようなカードみたいな?
松村(お母様) はい、そうです。それで、イタリア語版にちゃんとなっていて、とても珍しいので、それを毎日1パックずつ買うみたいな。それを楽しみに。
-知らない土地で楽しみがあって良かったですね。
松村(お母様) そうですね。あと、毎日、ジェラート屋さんに行って食べて帰ってくるというのをやってました。
-結構、いろいろ楽しい事もあったんですね。
松村(お母様) そうですね。日常の中で小さな楽しみを見つけて頑張っていたという。
-ほんとに最初の海外のコンクールで楽しい思いがあったというのは、多分これからも残って、いい事なんじゃないかなと.最初に大変な思いをしてしまうと、やっぱり「もう海外は嫌だ」とかっていう風にもなってしまいかねないので。
松村(お母様) 食べ物に関しては、ちょっとそういう所はありましたね。「今度行く時には、もっと日本食を持って行く」って言ってるんで。
-どんな食べ物があったんですか?
松村(お母様) 私にとっては美味しいんですけれども、本場過ぎると言うんですかね。イタリアンでも、本格派のイタリアン過ぎるっていう。子どもっぽいお子様ランチプレートみたいなのはないので。
ほんとに大人にとっては美味しいとは思うんですけれども、子どもにとっては、なんかいつものやっぱりお母さんの料理が一番美味しいという、そんな感じになってしまいました。
-日本食は持っていっておいて本当に正解でしたね。
松村(お母様) 良かった。お湯でも水でも戻せるにぎりとかがあったんですよ。日本でもいろいろ震災があったりとか、保存食とか沢山出回っているんですけど、
そういう非常食っぽい物を沢山持って行ったんです。それは、とっても美味しく食べてました。助かりました。
-日本食は大事なんですね。
松村(お母様) 大事ですね。
-それがなかったら多分、体調を崩してしまったりとかいうこともあったのかもしれないですね。
松村(お母様) あったもかもしれないですね。やっぱり、食べ物は精神的なもので出てしまうので、大事だと思います。
-コンクールの流れとしてはどういう感じだったんですか?
松村(お母様) 5月26日が本番だったんですけど、5月23日にイタリアに入って、5月24日は何もなくて、5月25日がピアノと音合わせの日で、初めて伴奏の方にお会いして何回か合せて、とっても相性が良かったので、「明日も宜しくお願いします」みたいな感じで、
次の日は、「あなたは〇時だから〇時に来てね」みたいな風に言われて。
特に、1時間前とか2時間前から行くということもなくて、ほんとに、ステージ用のきちんとした洋服を着たまま、本番直前の時間に行ったんですよ。
カテゴリー毎に時間で割り振られてて、一人一人「〇時までに来てね」みたいな事を言われていて、入ったら、待ってたのが自分の2つぐらい前の人だったと思います。「もうすぐなんだなあ」と思ったんですけど。
本番になって名前が呼ばれて、準備して上にあがったらピアノの伴奏者がいなくて、「あれ?」と思って困ったんですけど、すぐに「ピアノ必要な方でしたよね?」みたいな感じに言われて、「そうです」と言って、しばらく待ったらすぐ来てくれたんですよね。
「はい、じゃあお願いします」という感じで。観客はほとんどいなくて、審査員だけがいたという感じです。そのファイナルコンサートをやった会場と同じステージでやったんですけども。
-審査自体は公開で、誰でも見れるようにはなっているんですか?
松村(お母様) なってるはずです。
-お客さんはあまり居ずと。
松村(お母様) いなかったですね。ほとんど、いなかったと思います。朝から晩までという感じで、ほんとにいろんなカテゴリー毎もそうなんですけど、ピアノだったりとか声楽とか凄いスケジュールがいっぱいなんですね。
私達は全然、見学にも行かなかったんですよ。自分の時だけで、あとは街に出て。
-弾いたら、その後にすぐに発表があるんですか?
松村(お母様) はい。弾いて、カテゴリーの方達が全部終わって、何個かのカテゴリーあわせて審査でした。
例えば午前中で、最初はその2つのカテゴリーとか、3つのカテゴリーを全部審査してて、「一時間後ぐらいに発表があります」みたいな感じで一旦解散して。
その時も英語じゃなくてイタリア語で話されるので、「ああ、なんかみんな帰っていくねえ」みたいな感じで、「きっと審査がこれからあるんだよ」みたいな感じで、「じゃあ、一回出ようか」という感じで会場を出て、それで、いつ発表になるか分からないので、ずっとロビーで待ってたんですけど。
-一時間ぐらいですか?
松村(お母様) そうですね。一時間ぐらいだったのでしょうかね。
それで、またドアがバアッと開いて、みんながゾロゾロ入っていったので、「じゃあ、発表なんだね」みたいな感じで入っていって。その審査の時に、CDに一人一人の演奏を録音もして下さったんですよ。
それを帰りに渡してくれて、日本に持って帰ってきたんですけれども。
-お母様は聞いてらして、どうでした?
松村(お母様) 良かったんでしょうね。いつも練習で何百回も聞いているので、今日は良かった、今の演奏はいいなとか、ここちょっとダメだったなっていう感じで。
「ちょっとここは変だったな」という所には気づいていたので、帰ってきて聞いてみても完璧ではないんですが、チェロの先生に聞いて、「とても響きが良くて凄く良かった」と言ってたので、「これは良かったんだ」と思って。
-周りの評価でようやく分かったという。
松村(お母様) 分かりましたね。勿論、大人ではないので、楽器も小さいので、ほんとにプロと同じに弾けたわけではないんですけど、その10歳以下というカテゴリーであれば、満点もらっていいんだなっていう事だったと思います。
-演奏した後は、ご本人は満足なさってました?
松村(お母様) 満足してました。やりきったという感じで満足してました。
-その後に、みんなで審査の結果を聞きに、また中に入って。
松村(お母様) 中に入って、入賞者の方が一人ずつ呼ばれて、賞を受け取って写真を撮って戻るみたいな感じで。
-写真に載ってたのは、壇上でトロフィーか何かを渡してる?
松村(お母様) そうですね。優勝カップを頂いたのは、6月1日のファイナルコンサートでなんですよ。
-あれは、また別の写真なんですね?
松村(お母様) はい。5月26日の審査でもらったのは、メダルと賞状だけだったんですね。6月1日のファイナルコンサートは凄い観客もいっぱいになるし、テレビ局とかそういうのも入るちゃんとしたコンサートなので、
その時に、トロフィーを渡すので、その時までになくしては困るので渡さないという事だったんですよ。
-なくしちゃう人もいるんですかね?
松村(お母様) ホテルに忘れてきちゃったりとかもあると思うので。それはまだ渡さないという事で、メダルと賞状だけ頂いてホテルに戻ったんですけども。 その時に、「最優秀賞の人と審査でとてもいいと評価された人だけがファイナルコンサートに出れますよ」という事をその場で言われて、「〇時に来て下さい」とかそういう事を言われてホテルに戻りました。
-そこからファイナルコンサートまでには、コンクール的には何もないんですか?
松村(お母様) ほんとにピアノの合わせも何もないんですよ。
-ほんとに何もないんですね?
松村(お母様) もう一回くらい本番の前に合わせたいぐらいです.そういうのもなくて、「合わせないんだあ」みたいな。「当日行って、はいって感じで弾くんだあ」と思って。
だったので、その後は、近くに観光地がないかなと思ったら、世界遺産があったんですよ。カステル・デル・モンテというお城なんですけど。ホテルの人に聞いたら、車で30分以内で行けるって言って。コラートの中にはタクシー業者というのがいなくて、
個人でそういう仕事をたまにしてるとか、あとバーリとかから来るのかなっていう感じだったんですけど、呼んで下さったので、タクシーに乗って行きました。
-タクシーの運転は荒くなかったですか?
松村(お母様) タクシーの運転は、空港に迎えに来た方は凄い荒っぽいというかスピードが超速くて、「怖いなあ」とか思ったんですけど。それはホテルの送迎バスみたいなやつで、
とても日本では走ってないような古い感じの大きい車だったんですけど、「こんなのに乗って、娘がビックリしただろうな」って心配をしました。
-ビックリなさってました?
松村(お母様) 大丈夫だったみたいです。その世界遺産に連れて行って下さる時のタクシーは、ほんとに凄くいい車で、運転手さんも紳士的な方で、とても良かったです。
-そのタクシーで遺産まで行って。
松村(お母様) はい、そうですね。帰りの時間も決めていたので。
-迎えに来て。
松村(お母様) 迎えに来てもらって、それに乗って帰りました。
-お城の所とか観光の方は沢山いらっしゃいました?
松村(お母様) 日本人はいなかったんですけど。
-やっぱり、そこにもいないんですね。
松村(お母様) いなくて。観光客は沢山いました。
-さすが世界遺産ですね。
松村(お母様) お互いに英語でしゃべってる方もいたので、ヨーロッパ、イギリスとかアメリカかもしれないんですけど、そういう方とロシア語も聞こえてたので、ロシアとかヨーロッパでしょうね。
近くの方じゃないと来れないのかなあと。わざわざここには来ないだろうなあとか思いましたけど。
-ついでか近くか、どっちかですよね。
松村(お母様) そうですね。
-そのお城をご覧になって、お嬢様はどうでした?喜んでらっしゃいました?
松村(お母様) 喜んでました。凄く古いお城というか、昔の物とかに結構興味がある娘なので、それで、行く前にガイドブックとかを見せてたんで、そのカステル・デル・モンテは読んで行っていたので、「これが大理石で盗まれた部分がある。ここかなあ?」とか、
あと、階段の数を数えたりとか、あと、お金を投げるような。池にはなっていないんですけど、みんなが記念みたいな感じでコインを下に投げてる場所があったんですよ。なので、そのお城の中にある階段の下みたいな所の、昔は水があったのかもしれないですけど、そういう所にコインを投げてお願いをしてみたりとか。
-そこはお願いが叶うんですかね?
松村(お母様) 分かんないんですけど。何も書いてはなかったですけど、みんな投げてるから、投げてみようかみたいな感じで。
-コンクール以外にもいろいろとなかなか出来ない体験をなさって。
松村(お母様) あの世界遺産は、もう二度と行けないと思います。
-お嬢様も興味がある分野の物がちょっと見れて良かったですね。
松村(お母様) そうですね。古い物は見れて良かったです.
-コンクールのその審査とファイナルコンサートの間は、そういう風にちょっと観光なさったりして過ごして。
松村(お母様) はい。
-今まで日本で経験なさったコンクールと、今回の海外のコンクールって、何か特別に違うなって感じた事とかってありましたか?
松村(お母様) いいえ、ないですね。
-あまり変わらないですか?
松村(お母様) 音楽って凄いなあっていう、国境はないんだなあという風に思いましたけれど。今回は25か国が参加したそうなんですよ。なので、ファイナルコンサートに出てきた方も、いろんな国から来てらしたんですけど。
私は会場にいたんですけれども、凄いやっぱり同じく音楽に感動して、うちの子が弾き終った後とかにも、「凄い凄い」って言って握手に来て下さったりとか。そういう所は日本では全然ないんですけど。そこが一番違ったかもしれないですね。
帰りとかも写真を撮られたりとか、「あなたが一番良かったわ」とか言われて握手を求められて、「今度も期待してます」みたいな事を言ってたりとか。
審査員も凄いフレンドリーだったので、そこが違いましたね。日本だと審査員の先生方は終わった後に、「君凄いよ」なんて言いに来ないじゃないですか。
-違う世界にいる感じですもんね。
松村(お母様) はい。歩いてきて、ニコニコして頬を撫でるぐらいな感じで、とてもフレンドリーでした。違いはそういう所でしょうかね。
ただ、ピアノと当日合わせがないという事は違いますけど、前日には合わせはありましたし。終わって審査を待って、審査の結果発表に出てっていう流れは同じなので、戸惑うとかそういう事はなかったです。
-また、「どこか受けに行きたい」とかって、おっしゃってますか?
松村(お母様) そうですね。今の所は、「何年後とかには行きたい」みたいな事で。
-食事もありますしね。
松村(お母様)今は、年齢ごとのカテゴリーで、いい評価を得ているというだけなので、やはり、年齢制限なしとか、一番上のカテゴリーで受けてみるという事になるんでしょうね。
上まで受けなきゃいけないと思ってるので、想像しながら、「いつ、そういう風になるのかなあ」って。
-チェロだと、やっぱり楽器の大きさとかも大きい方に交じってとなると大変ですからね。お母様が見てらして、今回のコンクールに出てやっぱり自信になってるように思いますか?自信がついたというか。
松村(お母様) そうだと思います。自信はもともとあるというか。本人には、「自信はある」みたいなんですけど、証明してもらえたっていう感じなんでしょうかね。
-自分の持ってるものを形として。
お母様 評価してもらう場所がやっぱり他にないので、ただ、「弾けるよ」って言っても、プロになったり出来るわけじゃないので。「これで一位なんだよ」「パーフェクトなんだよ」っていう、その100点満点をもらえたっていう事で、納得したというか。
ほんとに喜んでました。自信がついたというよりも、ほんとに嬉しいという。そういう印象です。
-「これからも、またいろいろと演奏の機会もある」と、お母様おっしゃってましたよね。もう夏休みですけれども、頑張ってやってらっしゃいますか?
松村(お母様) そうですね。いつも通りというか、変わらず同じような感じでやってはいますね。また、新しい曲に挑戦するのが楽しいみたいです。いつも、次弾く曲というのを凄く楽しみにしていて、
大体、楽譜というよりも耳で覚えるというか、CDに合せて弾いてみるとか、そういう事を楽しくやっています。
-これからどんどんレパートリーも増えていって楽しみですね。
松村(お母様)はい。
-ちょっとアンケートに書いて頂いていた事でお聞きしたかったのが、楽器のケアっていう所。どんな感じだったんですか?
松村(お母様) そうですね。行く直前になって、向こうの気候がちょっと乾燥しすぎてるかもしれないという事があったんですけど。
それで、いつも日本にいるので湿気のことばかりで、乾燥させることばっかり考えていたんですけど、乾燥しすぎてダメかもしれないという事で、チェロの先生に「そういう装置みたいな物があるんだ」って言われたんですけど、行く直前だったので、用意する時間もなく、ちょっと心配してたんですよね。
例えば、どこかが割れちゃうとかそんな感じになっちゃうとか。音が全然変わっちゃうとか、そういう事もあるのかなと思ったんですけど。事前に、そういう情報とかが知りたかったですね。スポンジを何かに包んでとかいう、そういう方法もあったみたいなんですけど。
それを楽器の中に入れておくみたいな、そういうのを私は知らなかったので。なので、もしそういう情報があれば事前に知りたかったなみたいな。
もし、楽器に何かがあったら、その楽器屋さんとかでお願いするとこが先に分かってれば安心できますので。飛行機の圧力とか変わってきちゃったりとかも、もしかしてあるのかなっていう。
-実際に乾燥しすぎたりとかって事はありましたか?
松村(お母様) それが乾燥して、とてもいい音が出てたみたいなんですよ。
-今回はちょうど良く働いたんですね。
松村(お母様) 今回は、逆に良かったんじゃないかっていう。とても楽器が響いていたみたいですね。
-その辺は今後も情報収集しつつ、また皆様に情報をお伝えできるように頑張ります。
松村(お母様) はい、ありがとうございます。
-何か他に特に気になった事とか、これは伝えておきたいっていう事がありましたら何か教えて下さい。
松村(お母様) そうですね。このコンクールを受ける方だったら、ホテルが一応、私が自分で選んだんですけど、コンクールのサポートをしてくれてるホテルが幾つか書いてあるんですけれども、その中では、会場と一番近いホテルだったとは思うんですけど、実際はそんなに近くはないんですね。
-結構、距離が歩いてある感じでしたよね。
松村(お母様) なので、楽器を持たないピアノだとなんとかなると思うんですけれども、「楽器を持って歩くのはちょっとかなあ」って思うんですけれども。ホテルの方はコラートのホテルは英語が通じる方が一人とか二人とか。エアコンが壊れたんですよね。「直してくれるよ」って言ったんですけど、結局、直らなかったんです。その後、全然暑い日が無かったので、よかったんですけど。
-それは不幸中の幸いっていう.
松村(お母様) そうなんですね。なので、設備とかの事を考えても、ここのホテルはそんなにお勧めしないかな。朝ご飯が全然ダメだったんですよ。食事を頼んでいたので、勿体ないので1日行ってみたんですけど、あまり食べられるものがなかった。
大人だったらいいのかもしれないんですけど、子供は食べれなくて、それで、その後一日も行かず、10日間泊まってたんですけど、朝食は行かなかったんです。なので、ホテルとしてはお勧めはしないです。
-ホテルとしてはお勧めはしないということですね。
松村(お母様) ただ、フレンドリーではあります。誰もかれもが、ホテルのスタッフもフレンドリーなので。
-ここの場合はホテルは中で練習が出来たんですね。
松村(お母様) ホテルで、最初、隣の部屋に誰もいないとか、お昼まで全員どこかいっちゃってるっていう時は、「部屋で弾いてもいいよ」って言う時もあったんですけど、3時間ぐらい弾く事もあったんですけど、一回、隣に女子のバレーボールチームの合宿の人達が来て、その時に、お昼間とかもいるとかいう時があったので、それからは、ほとんど使っていないオフィスを「いつでもいいよ」って言ってくれて、行ったら鍵を貸してくれて、入って練習、終わったら鍵を返してっていう感じで、毎日使わせて頂きました。
-そのホテルには、コンクールで他に参加してる方も結構、お泊りだったんですか?
松村(お母様) それは、よく分からないです。「ピアノの人がいるよ」みたいな事をイタリア語で言ってるんじゃないかなっていうのはあったんですけど。去年優勝した人達が、今年のオープニングコンサートで、そのホテルのパーティールームみたいなとこで、演奏はあったみたいですね。なので、一応このコンクールに関連してる施設です。
-練習するエリアさえ確保できれば、ここじゃないホテルの方がいいかもしれないという感じですかね?
松村(お母様) はい。
-アドバイス頂いてありがとうございます。あと、気になった事とか何かありますか?
松村(お母様) そうですね、特にあとはございません。ありがとうございました。
優勝者演奏会ガラコンサート:
http://youtu.be/vAhTX1qpdWY

持ち物の準備
海外旅行の場合、国内旅行と比べると持って行く物はかなり多くなると思っていい。しかもそれらを、スーツケースや鞄にきっちりと収納しなければならないので、必要十分なものをよく選んで持って...
受賞者表彰とファイナルコンサート
受賞者はファイナルコンサートで演奏を披露し、表彰式で表彰され、審査員から感想を聞くことができます。ファイナルコンサートの模様は、テレビやラジオで放送されたり、コンクールの結果が新聞に掲載されたりします。
アンドビジョンのサポートサービスをご覧ください。
海外国際音楽コンクールサポートサービス
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現地に到着してからの生活
受験にも合格し、あこがれの海外生活! 海外でのコンサートや一流オーケストラの演奏を聞いたり、日本とは違う町並みを楽しんだりなど、留学生活はわくわくすることでいっぱいです。でもその前...
コンクールに出場するには
いざ、出場するコンクールが決まると、練習以外にも、さまざまな準備や用意が必要なことに気づきます。すべてを自分自身でおこなってももちろん結構ですが、本番をできる限りストレスなく迎えるために、かつ、自分の持てる力を本番で120%達成するためには、第三者に任せられる部分は委ねるというのもまた、賢いやり方です。
申込書類を揃える コンクール要項に記載されている申込書類一式を揃えることから始めます。参加申込書と証明写真、身分証明書のコピーなどの基本書類に加えて、参加動機書や履歴書、推薦状を用意しなければならない場合もあります。なお、これらの書類は必要に応じて現地の言語、あるいは英語への翻訳を依頼します。すべての書類が完成するまでには意外に時間がかかります。ぎりぎりまで放置せず、早め早めに準備しましょう。
申込書類は期日までにコンクール事務局に郵送するのが通例ですが、近頃は、参加申込書をはじめとする各種指定の用紙が各コンクールのウェブサイトからダウンロードできるようになっていたり、書類の提出までもがオンライン化されているところも増えつつあります。
録音審査のための録音準備 事前に録音審査があるコンクールでは、要項の記載に従い、CDもしくはDVDなど規定の方法で演奏を録音し、事務局へ発送します。DVDを使う場合には特に、「フォーマットはDVD-Video」「リージョンコード2、またはリージョンフリー」「コピーガードなし」と言ったような細かな録画指定に注意してください。リージョンコードが違うと、映像を現地で再生できなくなる恐れがあります。
伴奏者の手配 コンクール事務局がオフィシャル伴奏者を用意しています。オフィシャル伴奏者を希望する際には、参加申込書の伴奏者の欄にその旨忘れずに記入してください。
伴奏者の方とは当然ながら初対面のため、相性やコミュニケーションの取り方の問題など、「こんなはずじゃなかった!」と思うことが、もしかしたら出てくるかもしれません。しかしそれも長い目で見れば、音楽家としての臨機応変さが身についたり、自分の音楽に対する引き出しを増やすようなことにつながる可能性もあります。
第一、伴奏者を自分で帯同している人以外は全員、同じ条件のもとで各自演奏のすばらしさを競います。自分だけが問題を抱えているわけではないことをぜひ、頭に入れておいてください。
なお、自分で伴奏者を日本から伴って行く場合には、伴奏者分の航空券や宿泊などの手配と、諸経費もすべて自己負担です。渡航前から何度も一緒に練習ができ、精神的余裕が生まれるとは言え、金銭的負担は大きくなります。
アンドビジョンでは、地域によって現地伴奏者を手配できることがありますので、ご興味のある方は事前にお問い合わせください。
日本語通訳/英語通訳の手配 現地の言葉に対してどうしても不安があるのならば、通訳を手配することを考えなくてはなりません。英語圏以外の国で、日本語通訳を見つけるのが難しい場合には、代わりに英語通訳を探します。契約は大抵、一時間単位。当日拘束した時間数分の費用が発生します。
アンドビジョンでは、現地日本語通訳の手配をおこなっておりますので、ご希望の方はぜひご相談ください。
現地練習場所の確保 コンクール事務局が現地の音楽教育機関を借りるなどして、練習環境を整えています。ただし、その条件はいろいろで、いつでも自由に練習できるところもあれば、あらかじめ時間が決められているところもあります。現地の滞在先については、音出し可能であるかどうかを、かならず事前に確認してください。ピアノの場合は特に、楽器の問題がありますので、滞在先もしくはコンクール会場の近くに別途、個人で練習できる場所を探しておくのもひとつの手です。
アンドビジョンではご希望に応じて、現地練習室の手配もおこなっております。
渡航準備 ひと言で渡航準備と言っても、滞在ビザの申請、往復航空券の予約、宿泊先の予約、海外旅行保険の加入と、やらなければならないことはたくさんあります。中でも滞在ビザの申請には時間がかかるため、コンクール事務局から申請に必要な書類が届き次第、すぐさま行動に移してください。
宿泊先に関しては、事務局が用意してくれるのか、それとも指定の宿泊先の予約のみ代行してくれるのか、あるいは自分自身で手配するのかを、まずは確認しましょう。滞在費用についても、事務局の全額負担か自己負担かは、各コンクールによって対応が異なります。
申込書類を揃える コンクール要項に記載されている申込書類一式を揃えることから始めます。参加申込書と証明写真、身分証明書のコピーなどの基本書類に加えて、参加動機書や履歴書、推薦状を用意しなければならない場合もあります。なお、これらの書類は必要に応じて現地の言語、あるいは英語への翻訳を依頼します。すべての書類が完成するまでには意外に時間がかかります。ぎりぎりまで放置せず、早め早めに準備しましょう。
申込書類は期日までにコンクール事務局に郵送するのが通例ですが、近頃は、参加申込書をはじめとする各種指定の用紙が各コンクールのウェブサイトからダウンロードできるようになっていたり、書類の提出までもがオンライン化されているところも増えつつあります。
録音審査のための録音準備 事前に録音審査があるコンクールでは、要項の記載に従い、CDもしくはDVDなど規定の方法で演奏を録音し、事務局へ発送します。DVDを使う場合には特に、「フォーマットはDVD-Video」「リージョンコード2、またはリージョンフリー」「コピーガードなし」と言ったような細かな録画指定に注意してください。リージョンコードが違うと、映像を現地で再生できなくなる恐れがあります。
伴奏者の手配 コンクール事務局がオフィシャル伴奏者を用意しています。オフィシャル伴奏者を希望する際には、参加申込書の伴奏者の欄にその旨忘れずに記入してください。
伴奏者の方とは当然ながら初対面のため、相性やコミュニケーションの取り方の問題など、「こんなはずじゃなかった!」と思うことが、もしかしたら出てくるかもしれません。しかしそれも長い目で見れば、音楽家としての臨機応変さが身についたり、自分の音楽に対する引き出しを増やすようなことにつながる可能性もあります。
第一、伴奏者を自分で帯同している人以外は全員、同じ条件のもとで各自演奏のすばらしさを競います。自分だけが問題を抱えているわけではないことをぜひ、頭に入れておいてください。
なお、自分で伴奏者を日本から伴って行く場合には、伴奏者分の航空券や宿泊などの手配と、諸経費もすべて自己負担です。渡航前から何度も一緒に練習ができ、精神的余裕が生まれるとは言え、金銭的負担は大きくなります。
アンドビジョンでは、地域によって現地伴奏者を手配できることがありますので、ご興味のある方は事前にお問い合わせください。
日本語通訳/英語通訳の手配 現地の言葉に対してどうしても不安があるのならば、通訳を手配することを考えなくてはなりません。英語圏以外の国で、日本語通訳を見つけるのが難しい場合には、代わりに英語通訳を探します。契約は大抵、一時間単位。当日拘束した時間数分の費用が発生します。
アンドビジョンでは、現地日本語通訳の手配をおこなっておりますので、ご希望の方はぜひご相談ください。
現地練習場所の確保 コンクール事務局が現地の音楽教育機関を借りるなどして、練習環境を整えています。ただし、その条件はいろいろで、いつでも自由に練習できるところもあれば、あらかじめ時間が決められているところもあります。現地の滞在先については、音出し可能であるかどうかを、かならず事前に確認してください。ピアノの場合は特に、楽器の問題がありますので、滞在先もしくはコンクール会場の近くに別途、個人で練習できる場所を探しておくのもひとつの手です。
アンドビジョンではご希望に応じて、現地練習室の手配もおこなっております。
渡航準備 ひと言で渡航準備と言っても、滞在ビザの申請、往復航空券の予約、宿泊先の予約、海外旅行保険の加入と、やらなければならないことはたくさんあります。中でも滞在ビザの申請には時間がかかるため、コンクール事務局から申請に必要な書類が届き次第、すぐさま行動に移してください。
宿泊先に関しては、事務局が用意してくれるのか、それとも指定の宿泊先の予約のみ代行してくれるのか、あるいは自分自身で手配するのかを、まずは確認しましょう。滞在費用についても、事務局の全額負担か自己負担かは、各コンクールによって対応が異なります。
国内準備編
世界的レベルの指導を日本で国内公開レッスン
世界トップレベルの音楽家や、海外の著名な音楽大学・音楽院の教授陣を招聘し、定期的に公開レッスンを開催しています。レベルや年齢を問わず、どなたでも受講可能なうえ、通訳付きなので言葉に不安がある方も安心。自分の弱点を正確に把握し補強する、そして何よりも音楽そのものを楽しむ本場のレッスンです。
「白黒の下絵に色をつけて、カラフルな作品を完成させるようなレッスンで感激した」「どんなレベルの受講生にも、熱心に指導される先生の姿勢に感動!」「今の自分に何が必要なのかが、はっきりわかった」「わずか1時間半のレッスンで、10年分以上学んだ気持ち」など、受講された方々からはたくさんの喜びの声が届いています。今度はあなたの番。ご自身の成長を実感する瞬間をぜひ。
音楽留学専門サイト 公開レッスン 感性を大切にする欧米流国内音楽レッスン 日本に住む外国人の先生や、海外経験豊富な日本人の先生など、欧米流の指導法を身につけた先生方をご紹介し、レッスンをセッティングしています。公開レッスンに抵抗のある方も、こちらは完全プライベートなので気兼ねなく受けていただけます。
内容は、音楽理論・ソルフェージュ・音楽史・楽器演奏の各分野より選択。コンクールのためだけに限らず、幼児から大人まで、それぞれの目的に合わせたレッスンをおこないます。
楽器演奏の分野においては、技術面はもちろんのこと、個々の感性を大切にしながら表現の幅を広げ、受講生が音楽的にもっと伸びていけるよう、きめ細やかなアドバイスをします。自分では気づけなかったポイントに気づく。目から鱗のレッスンをより身近に。
音楽留学専門サイト 外国人の音楽レッスン 海外で音楽を志す人に語学レッスン 一般の語学学校と違い、 アンドビジョンの語学レッスンは海外で音楽を学ぶ、あるいは海外で演奏活動をする際に役に立つ内容が詰まっています。
文法重視なら細かく文法を。会話を上達させたいなら徹底的に会話を。読解力をつけたいなら読解をじっくりと。個々の目的に合ったカリキュラムを作れるので、レッスンに無駄がありません。プライベート、セミプライベート、グループ、スカイプレッスンと、好きな受講形式を選べるのも特徴です。
「語学だけでなく、外国の生活習慣への理解も深まる」「言葉の心配がなくなり、留学が待ち遠しくなった」など、過去の受講生はみなさん一様に、渡航前に語学レッスンを受けることの価値を肌で感じています。現地での限られた時間を有意義に過ごすためにも、まずは国内で語学力を磨いてください。
音楽留学専門サイト 語学レッスン 対象言語 ●ドイツ語 ●英語 ●イタリア語 ●フランス語 ●スペイン語 ●ハンガリー語 ●チェコ語 ●ロシア語 ●ポーランド語 ●その他
「白黒の下絵に色をつけて、カラフルな作品を完成させるようなレッスンで感激した」「どんなレベルの受講生にも、熱心に指導される先生の姿勢に感動!」「今の自分に何が必要なのかが、はっきりわかった」「わずか1時間半のレッスンで、10年分以上学んだ気持ち」など、受講された方々からはたくさんの喜びの声が届いています。今度はあなたの番。ご自身の成長を実感する瞬間をぜひ。
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ダンス留学アンドビジョン【最新情報】
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◆ダンス留学アンドビジョン◆最新情報◆
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━
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もくじ
∥【1】ごあいさつ&ご案内
∥【2】講習会情報
∥【3】学校情報
∥【4】国内語学レッスン情報
∥【5】編集後記/次回予告
∥ 発行:アンドビジョン株式会社
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【1】ごあいさつ&ご案内
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー
__c0__ 様
こんにちは!アンドビジョンの井水です♪
大寒波も少し落ち着きましたかね?!
是非チェックしてみて下さい♪
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【2】講習会情報
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー
◆ドレスデン国際バレエサマースクール
一夏を名門ドレスデン・パルッカ・ダンス大学でバレエを学び、未来をたぐりよせる。
ドイツの古典的な街並で知られるドレスデンの名門バレエスクールで開催される、2週間のサマースクール。14歳から25歳のダンサーが、バレエを中心に技を磨きます。
【期間】2017年7月24日~8月5日
https://www.dance-abroad.com/country/5908-international-ballet-summer-school-dresden.html
◆アメリカン・アカデミー・オブ・バレエ・サマー・スクール
ニューヨーク州有数の高級住宅街エリアにある大学で、ひと夏バレエに集中する。
マンハッタンへの通勤者も多い高級住宅街、ウェストチェスター。治安が良いこの街で、素晴らしい仲間たちとバレエを学ぶサマースクールに参加しませんか?
【期間】下記のHPにてご確認ください。
https://www.dance-abroad.com/country/5950-american-academy-of-ballet-summer-school-of-excellence.html
◆ミュンヘン音楽演劇大学バレエアカデミーサマーコース
ドイツの名門「ミュンヘン・バレエ・アカデミー」の講師が直接指導するバレエのサマースクール
若きバレエダンサーに、バレエ界への扉を開く第一歩として開催するバレエサマースクールで、名門校のメソッドを体得しよう。
【期間】2017年8月14日~8月26日
第1期:2017年8月14日~8月19日
第2期:2017年8月21日~8月26日
https://www.dance-abroad.com/country/6641-art-in-motion-munich.html
◆プラハ国際夏期バレエマスタークラス
現役の世界的プリンシプルやスター達が、意欲的なダンサーを未来のスターへと導く
チェコの首都プラハで開かれるクラシックバレエとコンテンポラリーダンスの夏期講習会。歴史的な劇場でプロレベルの濃密なレッスンが待っています。
【期間】2017年7月31日~8月12日
第1期:2017年7月31日~8月5日
第2期:2017年8月7日~8月12日
https://www.dance-abroad.com/country/6166-international-ballet-masterclass-in-prague.html
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【3】学校情報
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー
◆マイアミ・シティ・バレエ・スクール
アメリカのビーチ都市・マイアミにある世界有数のバレエ学校で、未来の切符をつかむ。
一年中を過ごしやすい気候に恵まれた、アメリカで最も人気のあるビーチリゾート都市・マイアミにある、国際的に評価されるバレエ学校で、ダンスを学びませんか。
https://www.dance-abroad.com/country/5977-miami-city-ballet-school.html
◆マルセイユ国立高等ダンス学校
フランス・マルセイユにあるローラン・プティが設立したバレエ学校でバレエを学ぶ。
フランス最大の港町で、パリ・リヨンに続く規模の都市でもある、マルセイユ。1992年設立されたマルセイユ国立バレエ学校で、バレエを学びませんか。
https://www.dance-abroad.com/country/5862-ecole-nationale-superieure-de-danse-de-marseille.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【4】国内語学レッスン情報
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー
アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。
先生はもちろん各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や
内容は、すべてあなたに合わせて、フレキシブルに更可能。
ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、
留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、
語学をあげられます。
100%ダンスに集中するために、語学の準備はしっかりと!
https://www.dance-abroad.com/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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までご連絡ください!
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【5】編集後記/次回予告
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー
気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれた
ら嬉しいです☆
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜)
メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!!
HPから登録できるので、やってみてくださいね!
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メルマガの登録解除をご希望の方は以下のリンクにアクセスお願いします。
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次回のメルマガは、
2月14日(火)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q
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担当:{representative}
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TEL:03-3278-3450 FAX:03-4496-4903
■□ アンドビジョン株式会社
□□ 東京都中央区京橋1-5-5京橋共同ビル5F
□□ 音楽留学:https://www.andvision.net
■□ ダンス留学:https://www.dance-abroad.com/
影山茉以さん/ポーランド国立バレエ団/プリンシパル
〔出身〕千葉県 浦安市
〔出身スクール〕アクリ・堀本バレエアカデミー
〔留学先〕ベルギーアントワープ
Koninklijke Balletschool / Antwerp Royal Ballet School
* 3歳から母の勧めで、バレエとピアノを習いはじめました。
* 2000年:12歳でアクリ・堀本バレエアカデミーに所属
* 2005年:ベルギーアントワープにあるロイヤルバレエスクール(Koninklijke Balletschool)へ2年間留学
* 2007年:エストニア国立劇場バレエにソリストとして2年間在籍
* 2011年:クロアチア国立劇場バレエにソリストとして入団
* 2013年:ファーストソリストに昇格
* 2014年:ポーランド国立バレエ団に入団
* 2015年:コリフェに昇格
* 2016年:ソリストに昇格
* 2017年 : プリンシパル(最高位)に昇格
* 2017年:バレエ・アステラス 2017 (新国立劇場 バレエ)に出演
-留学したきっかけを教えてください。
影山様:スイスの Prix de Lausanne に出場した際に、アントワープの学校長が私の事を気に入ってくださり、スカラシップ(学費免除)で留学しました。
-手続きで苦労した点はなにかありますか?
影山様:これは何処へ行っても同じだと思いますが、ビザを取得するのに沢山の書類が必要で、申請にも2、3ヶ月かかるという事です。
-留学準備はどのくらい前から始めましたか?
影山様:書類申請などホームステイ先、アパート探しなど色々準備が必要なので、留学が決まってから直ぐ取り掛かった方がいいと思います。“どの位” という期間は国、留学先によって異なると思います。
-語学は日本でどのくらい勉強しましたか?現地でも語学学校に行った方がいいでしょうか?
影山様:学校の英語だけでは足りなかったので、現地に行ってからも 少し 習っていました。
あとは、留学先でクラスメイト達とどんどん会話する事で慣れると思います。
-語学は日本でどのくらい勉強しましたか?現地でも語学学校に行った方がいいでしょうか?
影山様:学校の英語だけでは足りなかったので、現地に行ってからも 少し 習っていました。
あとは、留学先でクラスメイト達とどんどん会話する事で慣れると思います。
-学校はどんな雰囲気ですか?その学校ならではの特徴は何かありますか?
影山様:アントワープの学校は、コンテンポラリーが強い学校だったので、16歳の私は 皆んなの独特な動き、発想に圧倒されてました。
ほぼ毎日あった、 2時間のコンテンポラリークラスの授業での インプロビゼーション (即興) は苦痛でしたね。笑
-日本人はどのくらいましたか?
影山様:私の時は4人です。
-日本と留学先で大きく違う点を教えてください。
影山様:バレエの基礎は何処へ行っても同じですが、まず環境、雰囲気が全く違いますからね〜。
指導内容が異なるところですかね。
海外では特に 足先、アンドゥオールを強く要求されます。 それは バレエ団へ入ってからも同じことが言えますが.....。
日本のお教室では、そういう部分の注意が少し不十分かな〜と思います。
日本人は器用なので、 学生の時は何でも熟せてしまう子が多いですが、海外のバレエ団を目標にしているのであれば、特に足先や細かい部分、クオリティ(踊りの質) を大切にして欲しいと思います。
-留学してよかったこと悪かったことなどあったら教えてください。
影山様:慣れない環境で最初は辛いと思うこともあると思いますが、 精神面で強くなれる、自立出来るので 今ではそういった経験を積めたことに感謝しています。
親のありがたみも良く分かりますし。
-宿泊先はどのようにみつけましたか?
影山様:初めの1年は、学校長の知り合いの方のところでホームステイしました。
2年目からは アパートを見つけ、一人暮らしでした。
-留学してよかったと思える瞬間は?
影山様:今、数年経ってから思うのは、16歳の留学当初はホームシックからか毎日のように泣いていましたが、母から「そんなに辛いならいつでも帰ってきてもいいよ。でも、自分の夢はどうする?」と言われて..... あ、そうか。そうだ。私からバレエをとったら 私じゃ無くなる!と気持ちを切り替えられ、あの時諦めずに頑張ってこれて良かった。精神面が強くなり、自立できた事に 留学して、いい経験を出来たなっと思いますね。
-現在所属されているバレエ団に入団されるまでの経緯を教えていただけますか?
影山様:現在のポーランド国立バレエ団には 今から5年前に エストニア、クロアチアの2つのバレエ団を経て 入団しました。
-バレエ団の大体の1日のスケジュールはどんな感じですか?
影山様:毎朝 10時から1時間 男女別にクラスレッスンがあります。
クラス後は15分休憩でリハーサルが始まります。(リハーサル内容は毎週 週末前に掲示板に予定表が出され、自分のリハーサルをチェックして......という感じです。)
お昼休憩は 14時 〜 15時 の1時間です。
最終リハーサルは18時です。
**公演がある日は、14時までリハーサルをし、19時から本番です。
-バレエ団のオフシーズンはどのように過ごされてますか?
影山様:日本での舞台に出演したり、身体を休める事も必要なので、旅行に行ったりと色々です。
-今後の目標があったら教えていただけますか?
影山様:最終目標は常に頭の中にありますが......。
今言えるのは、バレエダンサーに完璧というものはないので、 追求して、追求して毎回の公演でベストな状態で....というのを目指しています。
思うように踊れなかったり、 悔しいなっと思う事も多々ありますが、落ち込んでいる暇はなく、試行錯誤して前進するのみです。
目標は達成するまでの過程が大事だと思っているので..... 今よりも、明日の自分が成長していられるように、日々のプロセスを大切にすることを意識しています。
それが「今後の目標、夢」を叶える第一歩だと思うので。
-これから留学する人が、心しておかなければいけない点、アドバイスしておきたいことがありましたら、お願いします。
影山様:日本人は、自分の個性を大切に......ヨーロッパのダンサーが表現できない物、日本人だから出来る繊細な表現力。
その個性をアピールすることが大事だと思います。
バレエ以外でも 自分の為になるものを観たり、感じたり、たくさん経験する事がアーティストとしても成長できると思います。
環境を変えるという留学は、一歩前進するいいきっかけになるので、何事もチャレンジして欲しいですね。
-ステキなご意見どうもありがとうございました。
志鎌 優成さん/ドレスデン国際バレエサマースクール
2歳からクラシックバレエを始め
2010年、日本ジュニアバレエ入会
-まず簡単に自己紹介、これまでの略歴を教えていただけますか?
志鎌様:2歳からバレエを始めて、小学校6年生ぐらいのときに日本ジュニアバレエという団体に加入しました。あとは、教室でずっと普通に練習しています。
-今までに講習会とか海外に行かれたことはありますか?
志鎌様:今回が初めてですね。
-今回この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはありますか?
志鎌様:一度どんなものか、海外のバレエを体験してみたくて、短期間でちょうどいいなと思ったのもあって、やってみようと思いました。
-実際に参加されてみてどれぐらいの参加者人数とか、どんな方が参加されてましたか?
志鎌様:いろんな国の人が10人ぐらいずつ、少ないところだと1人とか3人とか5人とかだったんですけど、全員合わせると300人ぐらいですかね。いろんな人種の方がいました。
-参加者の年齢はどれぐらいの方が多かったですか?
志鎌様:クラス別だったので、基本的に14から、上が22までいたので、17から19ぐらいの人が一番多かった感じですかね。
-ダンスのレベル的にはどうでしたか?
志鎌様:バレエ自体はすごく難しくてできなという感じではなかったんですが、日本でやっている練習方法とまた違う、テクニックではなく一つの動きを練習するような、回ったり足を上げたりというのではなくて、全部を練習するというか、基本的な手の使い方とか角度とか、そういうのを重視していたので、難しいところもありました。基本的な動きを特にやるので、ものすごく難しい感じではなかったです。
-先生が考えたアンシェヌマンをやって、また、先生が止めてみんなに質問を投げかけて、注意して、みたいな、途中で止まって話があったりする感じですか?
志鎌様:そうです。
-いろんな国出身の先生が参加してたと思いますが、講習会は何語だったんですか?
志鎌様:英語ですね。
-英語でのレッスンはいかがでしたか?
志鎌様:動きをしてから英語をしゃべられるので、何を伝えたいのかは動きを見てわかったり、単語を少し並べて、例えば腕とか日本人でもわかるぐらいの英語で説明していただけるので、何を伝えたいかは大体わかりました。あと、精神論というか、ダンサーには何が必要かみたいな。
-精神論に関しては何とおっしゃっていましたか?
志鎌様:ダンサーには何が一番必要かを一人一人に聞いていたり。テクニックが必要だと思います、とか、体幹が必要とか、表情とか。そういうこともありました。
-それはレッスンの時間に中断して話が始まる感じですか?
志鎌様:そうですね。
-講習会は大体どのようなスケジュールで組まれていましたか?
志鎌様:朝、まず1時間半のクラシックバレエのレッスンをしたあと、日ごとにピラティスとバリエーション、次の日がクラシックバレエのレッスンをしたあと、パドゥドゥとコンテンポラリーとか、日ごとによって違って。ただ基本的に一番最初にクラシックバレエのレッスンをやってから違うことをやるという感じですかね。
-このレッスンは楽しかったというクラスはありましたか?
志鎌様:ピラティスを初めてやったんですけど、すごくためになるなと思って、日本でもやってみたいなという感じになりました。コンテポラリーも初めてやったので、最初わからなくて大変だったんですけど、やっていくうちにどうすればいいのかとか、ちょっとだけなんですけどわかってきて楽しくなってきました。
-先生は全員で何人いらっしゃいましたか?
志鎌様:10人ぐらいいらっしゃいました。
-皆さんサポート的にはどうでしたか?
志鎌様:皆さん普通に優しくて、英語がしゃべれないというのを先生に伝えたら、それでも大丈夫と言ってくれて。とにかく英語がわからなくても質問したほうがいいなというのは空気感でわかりました。それでわからなくても別に、何も答えてくれないという感じではなく、優しく丁寧に教わりました。
-今回のレッスンで印象に残っていることはありましたか?
志鎌様:やはり国民性というか、個人の性格も多分あるとは思うんですけど、日本人の謙虚なところというか、外国の方はぐいぐいくるのを感じました。もちろん謙虚になることはとても大切だと思うんですけど、チャンスを逃すという悪い方向に行かないようにしないといけないなと思いました。そこで日本人だから、とか、もちろん人のことを考えて行動しなきゃいけないんですけど、先生に質問するときとか、練習を見てもらうときとか、そこで積極的に行かないとダメだなというのは印象に残りました。
-今回参加された講習会で日本人の方は何人ぐらいいらっしゃいましたか?
志鎌様:僕を含めて6人いました。
-お話とかはされましたか?
志鎌様:男の子が1人いたんですけど、その子とはご飯食べたりとかお話したりしたんですけど、基本的に女の子とはあまりしゃべらない感じでした。
-レッスンのクラスメートとちょっとお話するような感じですか?
志鎌様:そうですね。クラスメートよりもルームメイトのほうがよくしゃべりました。同じクラス、同じグループの子だったので、質問したりとかしゃべったりという感じですかね。
-ルームメイトの方は何人の方でしたか?
志鎌様:スペイン人とアメリカ人とルーマニア人の人がいました。
-ホテルから会場まではどうやって通っていましたか?
志鎌様:路面電車で行きました。歩いても行けるんですけど、歩くと30分ぐらいかかって、路面電車だと歩きを含めて15分ぐらいで行けますね。
-お食事はどうされていましたか?
志鎌様:ホテルのご飯が基本的に出ていたので。あと昼食は、講習会場の食堂で出ていたのでご飯は困らなかったです。ただ、水とかが、水道水が飲めないので、ちょっとカルキの匂いがしたりするので、水もほしくてスーパーとかに寄らないといけませんでした。日本みたいに自動販売機がポンポンある感じではなかったので、そこでスーパーを活用するのに早く時間が閉まっちゃってました。レッスン終わったあと直接スーパーに行ってホテルに帰ったり、という感じですかね。ホテルに1回帰っちゃうと閉まっちゃうので、寄ってから帰るというふうにしていました。
-お店が閉まっちゃうというのは、早く閉まっちゃうということだったんですね。ストとかではなくて。
志鎌様:普通に営業時間が短くて、9時とか8時ぐらいにはもう終わっちゃうんです。練習が大体8時とか6時とかまであったので。
-レッスンのあとは自習とかできましたか?
志鎌様:できました。ただ、夕食の時間が決まっていたので、できて30分とか。1時間ぐらいやっちゃうと夕食が間に合わないので。
-今回は志鎌さんは夕食ありのプランで組ませていただいたじゃないですか。実際受けてみてどうでしたか?
志鎌様:宿泊したホテルの裏にスーパーがあるんですけど、早く閉まっちゃうので、レストラン行くとそれなりの値段もするし。あと、レストランって駅のほうにしかないので、駅まで歩いて10分ぐらいかかっていたので、夕食はつけたほうがいいかなという感じがしますね。
-朝食はパンとハムとチーズとビュッフェ、みたいな感じですか?
志鎌様:そうですね。
-ジュース、牛乳、紅茶やコーヒーがあって、みたいな感じですか?
志鎌様:そうです。
-夜はどんなものが出ましたか?
志鎌様:夕食もそういう感じでした。ビュッフェみたいに、サラダとかパンとかです。温かい食べ物は日によって違いました。サラダとパンと飲み物は全部朝と夜同じなんですけど、暖かいものは日によって変わります。
-町の様子とか、普段の感じはどうでしたか?治安が悪いなとかありましたか?
志鎌様:治安は普通に良かったです。町の雰囲気も、駅のほうに行くと結構人はいるんですけど、ホテルの周辺とか、講習会場は住宅街の中にあるようなところだったので、あまり人がいっぱいいるような感じでもなかったです。あと、日が沈むのが遅いので、10時ぐらいに真っ暗になって、そう考えるとあまり危険ではないかなという感じですかね。
-ルームメイトの方とどこかに遊びに行ったりしましたか?
志鎌様:遊びに行ったりはしてないですけど、次の日が休みの夜のときはみんな駅のほうに飲みに行ったりという人もいたり。あと、屋上にたまり場みたいなところがあって、そこでみんなおしゃべりしていたりとかしました。そこで違うグループの子とか、同じグループの人と仲良くなったりとか、そういう感じですかね。部屋にこもっている人もいるし、人によってそれぞれという感じでした。
-部屋はクーラーはありましたか?
志鎌様:クーラーはなかったです。
-暑くはなかったですか?
志鎌様:それは大丈夫でした。窓を開けると涼しかったりするので。
-レッスン会場の空調とかはどうでしたか?
志鎌様:レッスン会場は普通にクーラーがありました。
-ちょっと寒いとか感じましたか?
志鎌様:いや、寒くはなかったです。ちょうどいい感じでした。
-ウォーマーとかつけている人はいなかったですか?
志鎌様:動く前に上着を着たり、という人は結構いました。
-宿泊先で洗濯はどうしていましたか?
志鎌様:コインランドリーを使っていたんですけど、ホテルのやつが1台しかなくて、しかも壊れていて、町のほうのコインランドリーに、路面電車に乗って行きました。
-それはホテルで教えてもらったんですか?
志鎌様:そうですね。エントランスの方に教えてもらって行きました。
-留学中に困ったことなどありましたか?
志鎌様:路面電車に初めて乗ったとき、ドイツ交通局の人が、覆面みたいな感じで乗っていて切符を見るんですけど、切符の買い方が最初わからなくて、そこで教えてくれたりするわけじゃなくて、逆に罰金を60ユーロほどとられました。日本みたいな改札があって切符がないと絶対入れないという感じではなくて、変な話、無賃乗車できてしまう感じなんです。路面電車の切符の買い方がわかればよかったかな、という感じですかね。あとは、私生活はあまり苦労した、困ったことは特になかったです。
-今回留学して、何かご自身で変わったなとか、成長したなと思うことはありますか?
志鎌様:自分に少しだけ自信が持てたかなと思います。あっちの人ができないことができたり、というのも、ほんの少しなんですけどあったので、自信を持っていいところ、日本のバレエの教え方とちょっと違うんですけど、日本のバレエって基本的にテクニックを先に教えるので、あっちの人はもっと歳を取ってから回転をやったりすると聞いたので、できない人もいました。それで自分ができるところもあったので、自信を持っていいかなとかと思いました。あと1人で電車に乗ったりもしたので、ちゃんと自分でできたというか。そういうところは自信を持って行きたいなという感じです。
-今後留学する人にアドバイスしておきたいことはありますか?
志鎌様:受け身じゃなくて、自分から行かないと周りに流されちゃうので。あちらの人はすごく自分を持っているので、周りのことよりも自分を優先する感じで、そういうところに行った場合は、もちろん周りのことも気にしないといけないんですけど、自分のこともちゃんと考えないと押しつぶされて終わっちゃうと思いました。その場面によっては自分を優先しないといけないとか、臨機応変に対応していくのが大切かなと思います。
-最後に、今後の志鎌さんの活動、進路など、思うことがあったら教えてもらえますか?
志鎌様:一応日本でバレエはやりたいんですけど、世界の国のバレエ団も興味がわいてきたので、縁があったら頑張ってみたいなと思います。今は全然決まっていないんですけど。2週間のプログラムに行ってみて、すごい嫌になるか、挑戦してみたくなるかのどちらかかなと思っていたんですけど、すごく嫌だという感じではなかったです。英語もわからないし大変だったんですけど、もう無理だ、という感じでもなかったのです。よかったら挑戦してみたいなというのもありますね。
-とても貴重なお話しありがとうございました。

河村まなみさん/バイオラ大学、パサデナ短期大学/ピアノ科専任講師
河村まなみさん プロフィール上野学園中学校、高校、大学でピアノを専攻し、卒業後、公立中学校教諭を3年勤める。
その後ロサンゼルス近郊にあるバイオラ大学(Biola Univers...