ルクセンブルク国立音楽学校/Conservatoire de musique de la Ville de Luxembourg
ヨーロッパの美しく豊かな小国ルクセンブルク大公国から広がる、あなたの音楽留学
ルクセンブルク国立音楽学校は1906年に創立。ドイツ・フランス・ベルギーに隣接し、世界でも指折りの豊かさを誇るルクセンブルク大公国にある教育機関で、この国における文化発信の中心的存在として知られています。また学校は、音楽、演劇、ダンスの各ジャンルで構成されており、70を超える質の高いプログラムを展開。地元はもとより、海外の学生をも惹き付け続けています。現在、世界60カ国から集まった約2,600名の学生が在籍。講師陣には経験豊富な専門家を迎え、毎週5,000に及ぶレッスンや授業が、きめ細やかに行われています。
音楽学校には、音楽理論、鍵盤楽器、管楽器、弦楽器、打楽器、ジャズ、声楽の部門があり、基礎から徹底したカリキュラムを組んでいます。例えば、器楽の授業内容は、クラシック&ジャズともに、プライベートレッスンからソルフェージュ、和声、楽曲分析、音楽史、初見演奏、室内楽など、総合力が身に付くプログラムとなっています。声楽の方はこれらの授業に加えてイタリア語の歌唱法を学べますし、パイプオルガンの方にはオルガノロジーや即興、指揮の方にはオーケストレーションといった、極めて専門的な分野まで網羅しています。
また同校では、実践経験を積む機会に恵まれているのが特徴です。学生達は、授業で培った知識と、レッスンで向上した技術を、多彩なグループに参加してさらに磨き上げています。モスクワ音楽院、サンクトペテルブルク音楽院、EUユースオーケストラといった、一流団体との交流から、故ロストロポーヴィチ、故ベルマン、ハイティンク、アルゲリッチ、ロットなどの著名な音楽家を招いてのイベントも盛んです。常に世界水準を感じながら、レベルの高い目標に向かえる、最高の環境と言えるでしょう。