ボストン音楽院/The Boston Conservatory
生徒中心で考え、少人数制だから得られるハイレベル教育なら、ボストン音楽院
■学校一般情報■
1867年に、作曲家でありヴァイオリニストでもあった、ユリウス・アイヒベルグによって設立されたボストン音楽院は、オープン当初からアフリカ系アメリカ人と女性の生徒達の入学を受け入れ、また20世紀にアメリカの音楽教育機関で初めてオペラ部門を創設するなど、革新的で生徒中心の校風として知られています。音楽院だけではなく、ダンス学部、ミュージカル学部、と大きく3つの専門分野に学校は分かれています。「音楽がなくてはダンスもミュージカルも成り立たない」という考えのもと、音楽学部を中心に構成されているため、音楽学部の生徒達は、どの学部のステージにおいても演奏する機会に恵まれています。実際、音楽院では、年間200以上の大学院オーケストラや室内楽だけでなく、オペラ、ミュージカル、ダンスなどの幅広い公演が生徒や教師によって精力的に行われています。生徒達は、卒業後に音楽業界へと羽ばたくため、これらのステージで演奏する機会を利用し、経験を積んでゆく事が出来ます。 また、学部では、多種多様のコースが提供されていて、金管、ハープ、ピアノ、ギター、などの楽器演奏のプログラムや、音楽教育、作曲などの分野でBMやMM学位が用意されているだけでなく、特別資格の取得コースなども提供されているのが魅力です。 現在の全生徒数の約220名に対し、ボストン交響楽団やボストン・ポップス・オーケストラなどの現役メンバーでもある教師数114名が在籍しています。少数制クラスか、または、個人指導が主流ですので、生徒達は経験と才能豊かな教師達から、演奏技術を学ぶ事が出来ます。また留学生のためのサポートや、入学準備としてESLプログラム(8月3週間の英語講座)も用意されています。