■学校一般情報■
オハイオ州に位置するオバーリン音楽院は、1865年に設立されたアメリカ最初の4年制の音楽大学というだけでなく、名門校としての誉れが高く、特に音楽教育学部はずば抜けて優秀で、アメリカ国内では常にトップクラスの成績を維持している事で有名です。また、優れた才能を持つ学生なら、肌や性別などに区別無く受け入れた最初の大学としても知られています。このような素晴らしい伝統を重んじながら、どの大学よりも先駆けてコンピューター・電子音楽のコースを設立するなど、時代に担った音楽家や音楽教育者を育て続ける校風は、まさに音楽大学の「開拓者・先駆者」と呼べるでしょう。 同校では8つのメジャー（大学課程）と、演奏、作曲、ジャズ研究、音楽史など、細分化された32コースの授業を提供して、生徒達のニーズに応えています。また、教育学部と専門学部の提携により、5年制のダブルメジャーを選ぶ事も出来るので、音楽家としての専門的知識と文化的知識の両方を学びたい生徒達にはたいへん魅力的。大学構内には、最新設備の整った5つのコンサート・ホールと150の練習室があり、生徒達が常に使用することが出来るように1,500台以上ものトップ・クオリティーの楽器を用意。また、練習用として200台のスタンウェイ・ピアノや、コンサート・ホール、リサイタル・ホール、クラス・ルーム、レッスン･スタジオ、そして殆どの練習室にスタンウェイのグランドピアノが設置されています。世界的に著名な建築家であるミノル・ヤマザキ氏によってデザインされた大学の建物は、外観の優美なデザインだけでなく、優れた防音効果と空調が完備されているので、生徒達が心置きなく練習出来る環境が整えられています。