学校名にも記載があるのがボルドー出身のヴァイオリニスト、ジャック・ティボー。前橋汀子氏、清水和音氏、樫本大進氏なども入賞した、若手音楽家の登竜門“ロン=ティボー国際コンクール”の創始者の一人として有名で、ボルドー地方音楽院は、ジャック・ティボー音楽院の別名でも親しまれています。現在、ダンス部門や地域児童も含めて約2,000名の学生が在籍。音楽が趣味のアマチュア音楽家から、プロの音楽家になるための準備段階まで、各学生のレベルに合わせた教育プログラムを提供しています。国際コンクールやオーケストラ入団試験の準備コースや、各種資格取得のためのコースなどがあります。豊富な演奏実技の専攻には、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、クラリネット、コーラングレ（イングリッシュ・ホルン）、ファゴット、サックス、トランペット、ホルン、トロンボーン、チューバ、ギター、ハープ、アコーディオン、打楽器、ピアノ、リコーダー、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ナチュラル・トランペット、バロック・ヴァイオリン、バロック・チェロ、チェンバロ、パイプオルガン、ピアノ伴奏、声楽（オペラ、ミュージカル）、ジャズ（ドラムス、エレキギター、トランペット、ピアノ）があります。講義科目やアンサンブルのクラスも、楽曲分析、和声、対位法、フーガ、通奏低音、作曲、エレクトロ・アコースティック作曲、アトリエMAO（情報処理）、合唱、合唱指揮、クラシック室内楽、現代室内楽、子供オーケストラ（弦楽、交響）、オーケストラ（弦楽、交響）、ビッグバンド、弦楽合奏など幅広く提供しています。実技のクラスと共に、理論的な講義やアンサンブルの授業をあわせて総合的に学ぶことができます。