レマンス音楽院(レマンス・インスティテュート)/HOGESCHOOL VOOR WETENSCHAP & KUNST Lemmensinstituut
自然に囲まれたモダンなキャンパスでアーティストとしての心を作る。
■学校一般情報■
レマンス音楽院は、1879年にJ.N.レマンスによって、パイプオルガンやグレゴリオ聖歌など宗教音楽を学ぶ学校として創立されました。以来、宗教音楽だけでなく、様々なコースの提供を行って来ました。現在では、総合的な音楽院として成長し、100年以上もの間、レベルの高い音楽教育を実践し続けています。
教育プログラムは、学士課程と修士課程を提供。修士課程では、音楽教師養成コース(SLO)において教育ディプロマ取得が可能です。同校の実技専攻は、声楽、ピアノ、アコーディオン、カリヨン、リュート、ハープ、チェンバロ、パイプオルガン、ギター、サックス、トラヴェルソ、フルート、オーボエ、ファゴット、クラリネット、トランペット、コルネ、トロンボーン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、打楽器など。ジャズ&ポピュラー音楽は、ピアノ、ギター、ウッドベース、サックス、ドラムス、ヴァイオリンなど。講義科目には、楽曲分析、聴音・ソルフェージュ、通奏低音、和声、音楽史、即興、哲学、心理学、社会学、方法論などがあります。オーケストラ、室内楽、合唱、古典アンサンブル、現代音楽アンサンブル、ビッグバンドで演奏し、実力を磨くことができます。また、シンポジウムやセミナーは、伝統音楽、世界の音楽、オーディオビジュアル・音楽情報処理など、幅広い分野を網羅。学術的な研究が行われていますので、実技だけでなく知識も求める学生にとって魅力的でしょう。
同校では、国際交流が盛んで、交換留学制度も実施。キャンパスは活気にあふれ、学生によるリサイタルは毎日、またベルギー国内外から著名な音楽家を招聘しての大きなコンサートは毎週開催されています。特に学生たちによるバッハ受難曲の演奏は、レマンス音楽院の伝統であり、世界的な名声を得ています。