デュッセルドルフ・ロベルトシューマン音楽大学/Robert-Schumann-Hochschule Düsseldorf
演奏スキルと音楽の知識を伸ばす、少人数制度のレッスンが充実。
■学校一般情報■
ドイツのデュッセルドルフに位置する、デュッセルドルフ・ロベルトシューマン音楽大学は、1987年創立。新しい音楽大学として扱われがちですが、前身の音楽学校にさかのぼると、長い歴史と伝統を誇る学校であることが分かります。1935年、3つの伝統ある音楽学校が統合され、私立の音楽教育機関となり、長年デュッセルドルフに在住したシューマンにちなんで、「ロベルト・シューマン音楽院」と名づけられました。1972年には公立大学となり、その後1987年に現在の大学形態へと発展。一番古い歴史を持つ前身の音楽学校からは、約100年の伝統が受け継がれています。現在、約200名の講師と、世界40カ国からの留学生を含む約900名の学生が在籍。充実した少数制の授業制度は、学生達から高い支持を得ています。同校の講師陣には、イダ・ビーラー(ヴァイオリン)、リューディガー・ボーン(指揮)、ホアキン・クレルチ(ギター)、ゲオルク・フリードリッヒ・シェンク(ピアノ)など、一流の音楽家が名を連ねています。
教育プログラムは、音楽(オーケストラ器楽、声楽、ギター、ピアノ、オルガン、作曲)、音楽教育学(オーケストラ器楽、ギター、ピアノ、オルガン、リコーダー、声楽、音楽理論&聴力トレーニング、指揮、教会音楽)、音楽&メディア、音楽&テクノロジーといった、様々な分野において学士と修士(音楽理論、教育学のオーケストラ器楽など一部履修できないものがあります)の取得コースを提供。その他の学士コースでは、ハインリヒ・ハイネ大学の協力により、音楽学(マイナー)、デュッセルドルフ応用科学大学とのジョイントプログラムで音楽&テクノロジーがあります。さらに、国際アートマネジメントでは修士、音楽学では修士および博士の学位取得コースも提供。また、オーケストラ器楽の追加コースや、コンツェルトエグザム(オーケストラ器楽、ピアノ、オルガン、ギター、声楽、作曲)取得コース、オペラ音楽の専門コースなど、上級プログラムも充実しています。