トロシンゲン音楽大学/Hochschule für Musik Trossingen
伝統と改革が共存し、斬新なプログラムを展開する、国際派のトロシンゲン音楽大学。
■学校一般情報■
トロシンゲン大学の沿革は1943年に始まり、ドイツの伝統的な音楽教育だけでなく、現代的でユニークな試みを各コースに反映していることで知られています。その象徴として、斬新的なアイディア満載のリトミッククラスが、最も革新的なコースに贈られる「2005年Inventio」を受賞。また同校には、鍵盤楽器、中世楽器、弦・管楽器の古楽器コレクションがあり、世界の古楽&古楽器演奏の中心地として、高い評価を得ています。他に類を見ないほど、多彩な古楽器の専攻があるのも大きな魅力です。ご自分の第一楽器の進化過程や、歴史、音色を知ることができれば、楽器に対してさらに親しみと愛情が湧くことでしょう。もちろん、クラシックやジャズ&ポップなど、幅広い分野において、充実したプログラムを用意。近年、従来のディプロマ制度は、世界基準の大学&大学院課程に変わり、教育内容は進化を遂げ、レベルアップしています。ほとんどの授業はドイツ語で行われていますが、交換留学が盛んな同校は、留学生サポートも充実しています。
大学課程では、器楽、声楽、古楽、作曲、ミュージック・デザインをはじめ、音楽&ムーブメント、歌と動きといったコンテンポラリー分野において、BMus学位の取得コースを提供。大学院課程では、器楽、声楽、古楽、作曲、伴奏、指揮、室内楽、ジャズ、コンテンポラリー、音楽&ムーブメント、音楽教育学でMMus学位、音楽史、音楽教育学、オルガンエキスパートでMA学位を取得することができます。MMusコースには、アムステルダム音楽院との提携プログラム、オーケストラ&トランペット国際コースが含まれます。さらに、音楽学と音楽教育学では、Dr. phil学位も取得可能です。その他、ディプロマや養成コースなど、多様化する学生のニーズに応えるプログラムが揃っています。
*2012年夏期からは、室内楽オーケストラのクラスが新しく誕生します