ピネロロ音楽アカデミー/Accademia di Musica Pinerolo
2000年に創立された新しい音楽学校。施設も設備も新しく、音楽への情熱に溢れた校風が魅力。
■学校一般情報■
2000年10月創立のアカデミア・ディ・ムジカ・ピネロロは、「集中的な教育活動と豊かなコンサート活動を通して、音楽文化を促進し、その価値を高める」ことを目的とした、若いエネルギーに溢れた音楽学校です。ピアノ、弦楽器、室内楽、声楽のコースがあり、特に人気なのはピアノコース。アカデミック・コースには3年コースがあり、学生もイタリアはもちろん、オーストリア、ドイツ、ベルギー、クロアチア、ポーランド、日本などからの留学生が多く、国際色豊か。主な講師陣には、ピアノのピエトロ・デ・マリア、ヴァイオリンのドーラ・シュヴァルツベルグ、ヴィオラのダニーロ・ロッシ等、著名な演奏家が揃っています。
通年コースの他には、ゲスト講師によるマスタークラスや、サマークラス(ピアノ、弦楽器、室内楽、ギター、アコーディオン、声楽)もあり、より深く音楽を学ぶ機会にも恵まれています。
同校が音楽教育と並行して力を入れているのがコンサート活動です。10~5月までの年度期間中、毎月1~3回主催されるコンサートは、ジャンルも多彩で市民にも人気があります。年度末の5月はフェスティバルとなり、連日コンサートを開催、学生が熱心に学んだ1年間の実績を大勢の人に観てもらえる場を提供しています。
また、ピネロロと言えば、「ピネロロ国際音楽コンクール」があります。ピネロロの名を世界に知らしめている同校主催の国際コンクールで、毎年3月初め、ピアノと室内楽が毎年交互で開催されています。審査員としてブルーノ・カニーノ等を迎え、また優勝者には賞金も出る事から、年々参加者数が増えレベルも高くなっています。同校の学生は、世界中からやって来る若く優秀な挑戦者たちに刺激され、自分の音楽性を磨き上げています。