ローザンヌ高等音楽院フリブール校/Haute École de Musique de Lausanne (HEMU) cite Firbourg
最高の講師陣が待つ、ローザンヌ高等音楽院フリブール校で、自分だけの音楽を見つけよう。
■学校一般情報 ■
ローザンヌ高等音楽院フリブール校は、2008年9月からローザンヌ高等音楽院の分校としてスタート。ローザンヌ高等音楽院シオン校(旧ティボール・ヴァルガ高等音楽院)とともに、ローザンヌ高等音楽院を構成する、スイスの重要な音楽教育機関です。現在、ローザンヌ高等音楽院に所属する約70名の学生が在籍しています。
また、講師には、ブリジット・バレイ(声楽)、ミシェル・ブロダール(声楽)、クリスティアン・イムラー(声楽、宗教音楽)、ローレン・ジェンドル(聖歌指揮)、ジャン・クロード・コリー(木管楽器アンサンブル指揮)、マウリツィオ・クローチ(オルガン)、リカルド・カストロ(ピアノ)、ジャン・フランソワ・ミシェル(トランペット)、ギュラ・ストゥラー(ヴァイオリン)など優秀な音楽家がそろっています。
教育プログラムは、ローザンヌ高等音楽院に準じています。学士課程は3年間のBA学位取得コース、修士課程では2年間のMA学位取得コースを提供。聖歌指揮、木管楽器アンサンブル指揮においては、ローザンヌ高等音楽院のレベルを同校が上げているほどの実力です。そして、宗教音楽の修士研究については、ローザンヌ高等音楽院から権限委譲されているのが特徴です。
学生達は、授業やレッスンはもちろん、音楽グループに参加して演奏活動を楽しむことができます。同校で見逃せないのは、カメラータ・ドゥ・フリブールでしょう。ローザンヌ室内管弦楽団の第一ヴァイオリン奏者であり、同校講師のギュラ・ストゥラーが芸術監督を務める弦楽アンサンブルです。同校講師でもあるリカルド・カストロをピアノに、さらに指揮にガボール・タカーチを招待。また2009年には、ローザンヌ室内管弦楽団との協演を果たしています。このように、一流音楽家とプロレベルの演奏経験を積めるのが魅力です。
校舎は、地元の音楽学校であるフリブール音楽院内に位置しています。4つの近代的な建物の中には、フリブール州立大学と共同の図書館を設置。ローザンヌ高等音楽院の講師陣による指導のもと、コレクションを収集しています。現在では2万曲以上の楽譜や3千冊の書籍を保管し、より豊かな音楽学習を可能にしています。