ニューヨーク市立大学大学院センター音楽博士号プログラム/City University of New York
大学院プログラムに特化した研究機関だから、最高レベルのエキスパートを目指せます。
■学校一般情報■
ニューヨーク市立大学大学院センターは、1961年に創立。ニューヨーク市立大学の博士課程を集中させた大学院で、アメリカでも珍しいシステムで実績を積んでいます。ニューヨーク・マンハッタンの中心という、立地に恵まれたキャンパスでは、人文、語学、化学、ビジネス、工学など幅広い分野において、30を超える博士プログラムを提供。それぞれの分野が、権威あるランキングにおいて、常にトップクラスの評価を受けています。政府や企業からは、専門的な研究を依頼されており、社会的な信頼が厚いのも特徴です。そのため、世界中の優秀な学生を惹き付け、現在、80カ国から集まった約4,300名もの院生が在籍しています。
音楽部門では、卒業生、在校生問わず、これまでに数々のアワード受賞者を輩出。その卓越したプログラムの1つは、演奏(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、バスーン、ピアノ、打楽器、声楽)と、作曲における、DMA学位の取得コースです。実技を重視したコースですが、分析を中心に、音楽史、音楽理論、民族音楽学からも授業を選択できる、バランスの良さが魅力です。もう1つは、音楽学、音楽理論/分析、民族音楽学、作曲における、PhD学位の取得コースです。確かな音楽知識を前提に、学生それぞれの研究対象を追求することができます。このコースは、米国学術評議会による人文社会科学系の評価で、ハーバード、イェール、プリンストンに次ぐ4位にランクインしました。また、研究論文は、クラシック界に影響力を持つなど、学術的価値の高さで知られています。このように、ニューヨーク市立大学大学院センターは、まさに最高の研究機関と言っても過言ではなく、徹底して高みを求める方にとっても、物足りなさや退屈を感じることはないでしょう。