カーティス音楽院/The Curtis Institute of Music
世界的に有名な音楽家を輩出し続ける、名門カーティス音楽院の狭き門に挑もう!
■学校一般情報■
ペンシルバニア州フィラデルフィア市に位置するカーティス音楽院は、1924年にメアリ・ルイーズ・カーティス・ボックによって設立されました。当初から「才能に恵まれた若い音楽家を最高水準の演奏家に養成する」ことを目標とし、専門的な高度教育と養成を実施。創立以来、長きに渡って世界屈指の名門音楽専門学校としての地位を築いています。同校入学の難易度は非常に高く、合格者は毎年160名のみという狭き門。入学時の年齢制限もありますのでご注意ください。(演奏系は21歳以下。)難関を突破して入学した学生全員が、奨学金制度の対象者となり、授業料は全額支給されます。このように、徹底した高レベルの教育・支援プログラムを提供している音楽学校は、アメリカではカーティス音楽院の一校のみです。 気になるプログラムは、水準の高い著名な講師による個人指導を主体としています。声楽、鍵盤楽器、器楽、作曲、指揮の専攻が可能です。これら専攻の学生を対象に、B.M.学位とディプロマの取得コースを提供。実技、理論や音楽史などの音楽研究を中心に、キャリアスタディ、西洋史や文学などの一般教養(ディプロマコースは無し)を学びます。さらに声楽専攻の学生には、M.M.学位と修了証明書の取得コースがあります。声楽家に必要な音楽的スキル、言語、コーチングの指導などから、弱点を克服することができる内容となっています。また「経験から学ぶ」ことを重視し、交響楽やオペラ・シアターなど、年間役125回のコンサートを開催しています。声楽とオペラ専攻の生徒によるカーティス・オペラシアターは1シーズンに4~5の演目を開催しますし、カーティス・シンフォニー・オーケストラは、1シーズンに3回、カーネギーホールなどでの公演を実施しています。 卒業生には、レナード・バーンスタイン、作曲家のコープランド、若手実力派ピアニストのラン・ランなど、多くの著名な音楽家が含まれています。80年以上の間、音楽教育への情熱を絶えず燃やし続け、素晴らしい音楽家達を育て世界に輩出し続けている同校で学ぶことは、若い芸術家達の憧れであり、大きな自信となるでしょう。