チューリッヒ高等音楽院/Züricher Hochschule der Künste
スイス最大規模の芸術大学。最前線の音楽教育で、これからの音楽を手に入れよう!
■学校一般情報■
チューリッヒ高等音楽院は、1870年代創立のチューリッヒ音楽院とウインタートウル音楽院、1977年創立のチューリッヒ・ジャズ・スクールなど、さまざまな音楽学校との統合を繰り返してきました。そして、1999年にチューリッヒ音楽演劇大学の一部に編成され、2007年にチューリッヒ芸術大学の音楽学部となりました。コンサートホール、劇場、ギャラリー、博物館などの文化施設や、インターナショナル・オフィスなどを併設し、恵まれた設備環境もスイス随一。現在、約650名の学生が在籍しています。豪華な講師陣には、伊藤英(ピアノ)、岩井美子(ピアノ)など日本人講師をはじめ、ヨハネス・デーゲン(チェロ)、オメロ・フランセシュ(ピアノ)、ミシャ・グロイエル(ホルン)、トーマス・インデアミューレ(オーボエ)、ザハール・ブロン(ヴァイオリン)などがいます。
同校の学士課程は、3年間でBA学位取得を目指します。専攻は、①クラシック器楽・声楽実技、②ジャズ&ポップス器楽・声楽実技、③中学・高校教員養成、④指揮、⑤作曲・音楽理論、⑥サウンド・エンジニアリング・音マイスター、⑦3~12歳対象リトミック教員養成です。修士課程への進級はもちろん、オーケストラ、アンサンブルでの演奏、教育機関でのアシスタントが許可されています。学士課程のうちからセミプロとして活動できるのは、同校の特徴であり、大きな魅力と言えるでしょう。
また、修士課程では2年間でMA学位取得を目指します。専攻は、①音楽教育学分野:器楽・声楽実技の中学・高校教員、学習プロセスの中学・高校・大学教員、リトミック教育養成、②演奏分野:器楽・声楽実技、指揮、教会音楽、③音楽専門実技分野:ソリスト、アンサンブル、指揮、オペラ、④作曲・音楽理論分野:作曲・音楽理論(作曲、舞台音楽、音楽理論)、作曲・メディアテクノロジーです。エレクトロ・アコースティックや、サウンド・エンジニアリング、メディア音楽、ジャズ・アレンジなど、現代の音楽ジャンルも充実しています。