カールスルーエ音楽大学/Hochschule für Musik Karlsruhe
きめ細かい個人指導や、革新的な教育カリキュラムが魅力の音楽大学。
■学校一般情報■
カールスルーエ音楽大学は、1812年に創立された、市の援助による、民間の音楽教育機関を前身に持ちます。そして、1971年には正式な大学として創立。音楽を科学的な方向からも研究し、柔軟性のある、質の高い音楽教育を提供していることで、高い評価を得ています。現在、世界各国から集まった約560名の学生と、約200名の講師が在籍。国際的に著名な一流の音楽講師陣による、きめ細かい個人指導や充実した音楽プログラムが魅力です。また、改革的なコースやカリキュラムも積極的に取り入れられていますので、才能ある若い音楽学生の関心を常に集め続けている学校でもあります。
教育プログラムは多種多様なコースを誇っています。クラシック音楽の器楽(鍵盤楽器、管楽器、打楽器、弦楽器)、声楽、オペラ、音楽理論、作曲、指揮などにおいて、BAやMA学位の取得コースを提供。また、音楽ジャーナリズム、コンピューター音楽などのマルチメディアや、コンピューターサイエンスを主流とした新しいBAやMA学位取得も可能です。さらに、音楽教育、ソリスト、歌曲、室内楽などにおいて、専門的な資格を得られるコースもあります。
学生が参加している音楽グループの公演は、毎年300回以上を数えます。EUエラスムスプログラムのメンバーとして、フィンランド、オーストリア、スペイン、エストニア、イギリス、フランスなど近隣国の音楽教育機関とのネットワークを持ち、リオデジャネイロ大学、チャイコフスキー音楽院、四川音楽院、サラエボやエルサレムの音楽アカデミーなどの、多数の音楽大学との国際交流も盛んです。これら海外の音楽教育機関と連携し、毎年、アンサンブル協演を実施。学生達は、平和のためのコンサートなど、国内外を問わず数多くの演奏会に出演し、経験を積んでいます。
また、同校で行われるマスタークラスには、多くの一流音楽家が講師として招待されます。例えば2013年は、クリスティアーネ・エルツェ(声楽)、ハインツ・ホリガー(オーボエ)、ブルーノ・マントヴァーニ(作曲)、キャスリン・グッドソン(アメリカ歌曲)によるレッスンが行われる予定です。