ローザンヌ音楽院/École de Musique de Lausanne
ローザンヌ高等音楽院とほぼ同じ講師陣による、基礎からの徹底指導。
■学校一般情報■
ローザンヌ音楽院は、1861年創立。以後、基礎学習を行う同校と、総合的・専門的に音楽を学びプロまたは音楽関連の就職を目指すローザンヌ高等音楽院の2校に分かれました。現在、同校には、3才から大人まで1,200名の学生が在籍。音楽基礎教育とはいえ、ローザンヌ高等音楽院と同じ講師陣から指導を受けられるのは、大きな魅力のひとつでしょう。プロの音楽家や高等音楽院の準備段階として通っている学生も少なくありません。
コースは、入門課程、上級課程、大人のためのクラスの3つ。入門課程は、音楽を初めて習う子供のための基礎学習が中心です。専攻と年齢は、歌が3才、初めての音楽(手ほどき)とダルクローズ理論のリトミック・ソルフェージュは4才、リコーダー/ヴァイオリン/ヴィオラ/チェロは6才、リトミック・ソルフェージュ/クラリネット/チェンバロ/フルート/ギター/ハープ/打楽器/ピアノ/トランペット/アコーディオンは7才、コントラバス/ホルン/バスーン/ファゴット/オーボエ/サックスは8才、チューバ/ユーフォニウム/オルガン/トロンボーンは10才、声楽は16才、アンサンブル指揮は18才です。
上級課程は年齢制限があり、修了証明書コースと楽器経験者が30才、ピアノは上級者20才まで。ただし音楽未経験や初心者は、25才まで(ピアノは15才まで)であれば受講可能です。
大人のためのクラスは、音楽経験者であれば年齢制限がなく、声楽、器楽、室内楽を気軽に学ぶことができます。個別レッスンは40分か50分のどちらかを選べます。試験はなく、必ずしもソルフェージュ(音楽理論)を受講する必要がありません。語学学校や大学など、別の学校に通いながら音楽を楽しむことができるのは、同校ならではです。
※ローザンヌ高等音楽院ではないため、この学校のみでビザ取得はできませんのでご了承ください。