ルツェルン音楽大学/ Hochschule Luzern
ワーグナーやラフマニノフが住んでいた街、ルツェルンで高度な音楽を学ぶ。
■学校一般情報■
ルツェルン音楽大学は、ルツェルン科学芸術大学の音楽学部として、1997年に創立しました。大学は、技術工学・建築、ビジネス、社会福祉、アート・デザイン、音楽の5部門から構成される総合大学です。現在、大学全体で4,100名の学生が学士・修士プログラムに在籍。ヨーロッパ単位互換制度(ECTS)が採用され、国際基準の革新的なカリキュラムと最新設備が魅力です。音楽学部では、クラシックとジャズの分野で学士課程と修士課程があります。また、学士コースのみで、リトミックと教会音楽(聖歌、指揮、オルガン)が学べます。
講師にもよりますが、ドイツ語以外の英語や日本語での授業が可能な個人レッスンは、留学生にはうれしい限りでしょう。
学士課程は、①スピードテクニックやグループ学習、アンサンブルなどメインの演奏実技(クラシック、ジャズ)、②リトミック・トレーニング、音楽史、音楽理論、音楽情報処理、音楽や科学などの一般教科、③演奏実技、作曲、音楽理論、教会音楽、指揮など修士課程への進級準備のための知識/技術開発、④オプション、⑤特に優秀な学生のための特別教科、の5つで構成されています。
修士課程ではMA取得を目指します。①演奏実技(クラシック、ジャズ)、オーケストラ、室内楽、ソリスト、現代音楽演奏、作曲、指揮など演奏実技メインのコースと、②器楽・声楽教育、音楽教育学、理論を学ぶコースの2専攻です。ダブルメジャーも可能です。
同校は、ルツェルン音楽祭アカデミー、ルツェルン交響楽団、ルツェルン劇場など、地域の産業、ビジネス、文化芸術に関わる機関と密接に協力。地域の音楽文化をリードする存在です。