サン・テティエンヌ地方音楽院/Conservatoire à Rayonnement Régional de Jules Massenet Saint-Etienne CRR
多数の演奏会が開催される、オケやアンサンブルなどに参加して、演奏する力をつけよう。
■学校一般情報■
サン・テティエンヌ地方音楽院は1868年に創立。1998年に新しく古典音楽、ジャズ、最新音楽(コンテンポラリー)の3部門が開設され、2005年に国立地方音楽院となりました。現在、地域の子供たちを含む1,500名の学生と、90名の講師が在籍。うち130名の学生が上級のコースに所属しプロを目指しています。プログラムは幼児コースを除き、4つの課程で構成されています。第一課程と第二課程は音楽の入門と基礎を学びます。第三課程ではアマチュア最終レベルである修了証明書(CFEM:音楽研究資格免状)の取得を目指します。最終のプロ養成課程(CEPI)では、国家職業指導資格(DNOP)の取得を目指します。必修科目は、ソルフェージュ、アンサンブル(オーケストラ、合唱、ビッグ・バンドなど)、室内楽(デュオ、トリオなど)、講義学科(音楽史、楽曲分析、和声など)です。
実技演奏の専攻は、アコーディオン、ギター、ハープ、打楽器、ピアノ、チェンバロ、オルガン、声楽、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ホルン、トランペット、トロンボーン、チューバ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、リコーダー、フルート、クラリネット、オーボエ、サックス、ジャズ(サックス、ドラムス、ウッドベース&ベース、トロンボーン、ピアノ)が可能。
音楽グループには、サン・テティエンヌの自治体の強力なバックアップのもと、年間100以上のイベントを開催。オーケストラ、室内楽、混声オーケストラ、合唱、合奏、ビッグ・バンド、古楽アンサンブルなどがあります。この自治体は、1940年代から田舎町だったサン・テティエンヌを、フランス国内でも有数の文化クオリティの高さを誇る町に変貌させてきました。そんな文化意識の高い町で演奏機会に恵まれ、実力を磨くことができるでしょう。