グルノーブル地方音楽院/Conservatoire à Rayonnement Régional de GRENOBLE CRR
バロックとオペレッタの権威マルク・ミンコフスキ率いるルーヴル宮音楽隊がサポート。
■学校一般情報■
グルノーブル地方音楽院では、アルフィオ・オリリオ(ジャズピアノ)、セバスチャン・リップマン(ハープ)、ファビアン・ラフィアンドラ(ギター)、イヴ・ラファルグ(パイプオルガン)など、世界で活躍する音楽家を輩出してきました。現在も、実技、アンサンブル、講義科目を三本柱とし、とくに優秀な学生には、プロの音楽家になるためのオリエンテーションを実施。またグルノーブルの歴史や文化に触れるなど、内面的な豊かさが持てるようなカリキュラムを提案しています。
教育プログラムは3つの課程から成り、第一課程は音楽入門、第二課程は基礎訓練を学びます。第三課程では、修了証明書(CFEM:音楽研究資格免状)取得を目指します。さらにプロを目指す学生は、第三専門課程にて卒業ディプロマ(DEM:音楽研究資格)の取得を目指します。目安としてのレッスンや講義科目の学習時間(週あたり)は、第一課程が約3時間、第二課程が約5時間、第三課程が約8時間です。この他に、アトリエやアンサンブル、個人練習の時間が加わります。
演奏専攻は、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、サックス、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、トランペット、ホルン、トロンボーン、チューバ、アコーディオン、ギター、ハープ、打楽器、ピアノ、チェンバロ、リコーダー、パイプオルガン、トラヴェルソ、サクバット、ヴィオラ・ダ・ガンバ、バロック楽器(オーボエ、ヴァイオリン、チェロ、トランペット)、声楽です。講義科目は、音楽史、エクリチュール(対位法など)、作曲、音楽情報処理などがあります。アンサンブルでは、オーケストラ(弦楽、管弦楽、交響楽)、ジャズ・アンサンブル、室内楽、古楽、合奏のクラスがあります。その他、アトリエ活動では、即興、声楽、ジャズヴォーカルなどを学ぶことができます。