スコラ・カントルム/Schola Cantorum
古典から体系的に学ぶ授業内容に定評あり。エリック・サティやオリヴィエ・メシアンを輩出した名門私立音楽院。
必修の講義学科、アンサンブルでの演奏活動、オーディションへの参加などがあり、国際的に通用する実力が身に付く充実の教育内容。
スコラ・カントルムは、1894年にC.ボルドが出資者たちと共に創立。当時の著名な音楽家A.ギルマンとV.ダンディがこのプロジェクトに賛同・支援し、1896年、パリ・モンパルナスのスタニスラス通りに開校しました。1900年にはカルチェ・ラタンのサン・ジャック通りに移転、350年の歴史があるイギリス聖ベネディクト修道院を校舎に、新たなスタートを切りました。以来110年以上に渡って、厳しくも自由な校風を常に持ち続けています。現在、世界中から集まった約1,000名の学生と約100名の講師が在籍しています。
演奏実技は、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ギター、ハープ、マンドリン、クラリネット、リコーダー、フルート、オーボエ、ピッコロ、サックス、トランペット、チェンバロ、パイプオルガン、ピアノ、ジャズ・ピアノ、打楽器、電子キーボード、声楽、ジャズ&ヴァリエーション・ヴォーカルなどの専攻があります。
また、楽曲分析、ソルフェージュ、エクリチュール、聖歌、弦楽アンサンブル、室内楽、音楽史なども選択可能です。
コースは、毎日の実技練習、オーケストラや合唱などのアンサンブル活動、オーディション参加、講義学科がそれぞれ必修となっています。コースのレベルは、第一、上級、ディプロマという3課程に大きく分かれ、各課程を約3年間で修了します。またディプロマコースでは、上級、技巧、コンサートの各ディプロマを取得することもできます。国際的に認められている同校のディプロマは、世界で通用しますので、自信にもつながることでしょう。
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