セルジー・ポントワーズ地方音楽院/Conservatoire à Rayonnement Régional de Cergy-Pontoise CRR
現役の音楽家を招いて年間約20回のコンサートを開催。共演できる可能性もあります!
■学校一般情報■
セルジー・ポントワーズ地方音楽院は、1982年に国立音楽学校(ENM)として創立。1997年に国立地方音楽院(CNR)に認められ、2006年には 国立地方音楽院(CRR)となりました。以後、ディプロマ取得コースを多数提供し、現在、1,200名の学生と85名の講師が在籍しています。
教育プログラムは幼児コースを除き4つの課程から成ります。第一課程は音楽入門、第二課程は実技、学科、アンサンブルの基礎を学びます。第三課程は、修了証明書(CEM:音楽研究資格証書)の取得コースか、プロ養成課程(CEPI)の2コースです。CEMコースでは、2~4年間で最低300時間の授業に出席し、公開コンサートにも参加しながら、CEM取得を目指します。CEPIコースは2~4年間で最低750時間の授業が必要です。そして、同校主催の公開 コンサートや外部の演奏会に参加して研鑽を積み、卒業ディプロマ(DEM)の取得を目指します。第四課程は1~2年間、パリまたはリヨンの高等音楽院 へ入学するための準備課程の位置づけです。1年に最低3つの公開コンサート参加が必須ですので、実力を身に付けることができるでしょう。
演奏実技の専攻は、声楽(合唱を含む)、弦楽器、木管・金管楽器(ナチュラルホルンを含む)、打楽器、オンド・マルトノ、ピアノ、ピアノ伴奏、オルガン、アコーディオン、ハープ、ギター、古楽器(チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、トラヴェルソ、リコー ダー、パイプオルガン、バロック・バイオリン、バロック・チェロ、通奏低音)、指揮(合唱、オーケストラ)です。講義学科は、楽曲分析、エクリチュール、音楽史、作曲など。アンサンブル関連では、オーケスト ラ、合唱、室内楽に参加することができます。ジャズでは、ピアノ、ギター、ベース、ウッドベース、サックス、ドラムス、アレンジ、ソルフェージュ、即興、 ジャズ史があります。