リュエイユ=マルメゾン地方音楽院/Conservatoire à Rayonnement Régional de RUEIL MALMAISON CRR
日本のオーケストラで活躍する音楽家を多数輩出する、パリ郊外の音楽院。
■学校一般情報■
リュエイユ=マルメゾン音楽院は、設立20年目の2007年に国立地方音楽院(CNR)から同(CRR)に認められました。36のレッスンルーム、3つの打楽器専用ルーム、オーケストラ練習ルーム、オーディションルーム、録音スタジオ、収容250席のホール、座席数1,000の劇場など、充実した施設を誇ります。在籍する 1,200名の学生のうち、約400名はフランス国外からの留学生です。80名を数える講師陣は、実際にオーケストラやソロで活躍中の現役音楽家。フランス国立管弦楽団のフィリップ・ピエルロ(首席フルート)やパリ・マドレーヌ寺院のパイプオルガン奏者フランソワ・アンリ・ウバール、世界各地でソロ演奏家やマスタークラス講師として活躍するエリック・オービエ(元パリ国立歌劇場管弦楽団首席トランペット)など、一流の講師陣があなたをお待ちしています。また、同校出身者には、数々のコンクールで受賞しているクレモン・デュフー(フルート)、東京フィルの前田寛人(トランペット)、ユニフィルの金井清(首席クラリネット)など、トップレベルの音楽家が多数います。
教育プログラムは、幼児コースを除き、4つの課程で構成しています。第一、第二課程では、音楽の入門と基礎を学びます。第三アマチュア課程では、アマチュアとしては最高レベルの修了証明書(CEM:音楽研究資格免状)を目指します。また第三専門課程では、卒業ディプロマ(DEM:音楽研究資格)の取得を目指すことができます。より高度な技術・知識を深める第四課程は、エクセレンスレベルが最長2年間、パーフェクションヌモンレベルも最長2年間となります。また近年、ピアノ伴奏、指揮、声楽などの限られた専攻には国家職業指導資格(DNOP)の取得を目指す学生への準備コースが加わりました。