フロジノーネ音楽院”リチーニオ・レフィーチェ”/CONSERVATORIO di FROSINONE licinio refice
個性的な専攻コースを誇り、音楽活動にも積極的な大規模校。
■学校一般情報■
フロジノーネ音楽院は、1972年に創立され、短期間でイタリアを代表する音楽院の一校となりました。現在、講師数130名、学生数はレベルI・IIのアカデミック・コースに500名、若年普通コースに700名の計1,200名を抱える大規模校です。校舎は近代的な建物で、練習室や講義室は全て防音加工が施されており、集中して快適に練習する環境を作り出しています。音楽活動としては、毎年、コンサート、オペラ、ミュージカルなどの公演を企画・実施。中でも、メインとなるイベントの一つとして、フロジノーネ県との共同主催のコンサートがあります。フロジノーネ県のコンサートホールにて、1月から6月に毎月1回開催されるもので、開催の都度テーマを変え、そのテーマに沿った演奏形態や曲が選ばれる為、様々な音楽に触れる事が出来ます。
音楽教育も大変積極的で、ディプロマコースには、大学レベルの3年コース(レベルI)と大学院レベルの2年コース(レベルII)があります。アコーディオンやポピュラー音楽コースは、専攻可能な音楽院が少ない事もあり、特に人気があります。レベルIIでは、その他に、音楽講師または器楽実技講師の養成のための音楽教育学コースや、演劇・オペラ・現代オペラなど劇場作品の監督を育成する舞台芸術監督コースなど、フロジノーネ音楽院ならではの個性的で多彩なコースが魅力。ディプロマコースの学生は、専攻実技レッスンの他に、必修として音楽史、学理・和声・楽曲分析、音楽学などの基礎科目、専攻に関連した選択科目、外国語やコンサート活動などの完全選択科目を学び、卒業後に音楽院で学んだ事を活かしてプロとしての活動に従事出来るよう、総合的に音楽を学びます。