パーセル・スクール/The Purcell School
音楽と一般学科のバランスのとれた教育。イギリス最古の子供のための名門音楽学校。
■学校一般情報■
パーセル音楽学校は、イギリス・ロンドン近郊のハートフォードシャーに位置しています。音楽の専門学校でありながら、一般の学校や教育機関の中でもハイレベルな成績を残していることで知られています。日本の高等学校にあたるSix Form(通常16~18才)の生徒を対象とする、高等一般教育修了資格に相当するA Level試験で、56%の生徒がA* and Aを取り、全体での及第率は100%を記録していることからも証明されています。カリキュラムの中核はあくまでも音楽ですが、大学進学や将来の職業選択における、子供たちの可能性を多角的にとらえています。音楽のみに限定されることのないように、バランスの良い教育方針をとっています。専攻できる音楽の科目はとても幅広く、クラシックの一般的な器楽や声楽、作曲はもちろん、ジャズの分野にも力を注いでいます。ジャズは、生徒の間で近年関心が高まりつつあり、第二専攻として選択されるケースが増えています。また、年間を通して150以上のコンサートを開催。人前で演奏を披露するチャンスがたくさんあります。子供の頃から演奏者としての自覚を持つことは、自然にプロの音楽家としての意識が芽生える近道です。そして、同校の多くの生徒や卒業生は、国際コンクールで優秀な成績を収めています。また、「英才教育」の冷たいイメージは微塵もなく、フレンドリーな環境に恵まれています。音楽的な技術はもちろんですが、人間としても一流の音楽家を育てることが、パーセル音楽学校の目標です。イギリス全土および世界中から集まった子供たちが同校で学んでいて、その70%が学校のキャンパス内にある寮で生活しています。